磯部優氏によるスティーリー・ダンの特集企画、前回が大好評だったことを受けて第2回の開催となった。コロナウィルスの影響もあり前回よりはお客さんが若干少なかったが、曲者揃いwのお客さんとの磯部氏とのやりとりも楽しかった。ちなみに私は曲者ではありませんw
とりわけ私にとって嬉しかったのは磯部氏がエンディングに選んだのがエドガー・ウィンターのwhite trashのrecycledだったことだ。このアルバムはさっぱり売れなかったんだけど演奏の質は極めて高いんだよね。アベレージホワイトバンドより泥臭くてファンク色大の大傑作だと思うんだけどねぇ
さて今回のイベント、中心はジェフ・バクスターだ。彼にまつわる四方山話、知らない話も多く楽しかった。またスティーリダンフォロアーの内外のアーティストの楽曲もニヤリとさせられるものが多く楽しかった。以下にこの日のトピックスを列挙しておく。
・メモ
ジェフバクスターは、ジミヘン、ランディ・カルフォルニアとバンドを組んでいたことがある。
ドナルド・フェイゲンは、ゲイリーカッツと一緒にゴスペルのミュージカルアルバムをプロデュースしたことがある。彼のソウルフルなボーカルはゴスペルに親しむうちに形成されたのかもしれない。
ランディ・カルフォルニアはウォルター・ベッカーと同じアパートに住んでいた。聞こえてきたランディのギターに圧倒されたウォルターは彼にギターを教えてもらったそうだ。
特集の前に流れていたアレサ・フランクリンの教会でのライブはかなり面白かった。観客の中にはミック・ジャガーやチャーリーワッツの姿もw 彼女の父親も登場するがなかなかうさんくさいw
ジェフは器用なギタリストで楽曲によってスタイルをガラリと変えるためプレーだけ聴いてジェフと識別するのはかなり難しい。
磯部氏はこのイベントの準備としてジェフにメールを出したが返事は未だ帰ってきていない。
山下達郎は3コードの作品は作れないと言っているらしが、彼は3コードの良さを理解していないとは磯部氏の発言w
ドナルド・フェイゲンのナイトフライ、アルバムに映っているプレーヤがおかしいらしい。大きさが大きすぎるのだ。ある本によれば、アルバムジャケットの担当者がプレーヤの写真の縮尺を変えて拡大し、ドナルド・フェイゲンのイメージに貼り付けらものらしい。
小坂忠のconnectedもスティーリー・ダンをかなり意識した仕上がりになっている。特にミュージックビデオの雰囲気、ブラスの入れ方など実にそれっぽい。聴かせていただいた楽曲は細野晴臣氏のスリーコードの曲だが、それと思わせない実に凝ったアレンジが施されていて楽しい。
スティーリー・ダンのフォロワーの作品はいずれもレベルの高いものが多いが、中でもジェフがプロデュースしたBliss Bandはなかなかいい出来だ。
ジェフはかなり変わり者らしい。また今だにソロアルバムを出したことがない。出したら相当面白そうなんだけどね。尚彼のギタープレーはブッダ・カーマストラレーベル!のバジー・リンハートの2枚のアルバムで聴くことができる。
ドナルド・フェイゲンの曲はギタリストでは発想できないような展開になったいるらしい。スティーリー・ダンのフォロワーのメンバーに必ずキーボードプレーヤがいるのはそうした理由もあるらしい。
ジェフはギターの名手だが、スティールギターの腕前もかなりのものだという。そういえばプレーしている姿を見たことがあるな。
私が以前調べた時、ジェフの職業は軍事評論家!だった。
終わりの方でドナルド・フェイゲンのライブをかけていただいたがタイトルが”viva viva rock’n’roll”。これがまた泥臭くていい(^_^)
・楽曲
アレサ・フランクリン live in church
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・店内外















