萌えの研究 萌えの研究
 
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・メモ

萌えというとオタクの世界かなという気分のままに本書を読んでみた。ただ、今考えても何が萌えを誘発しているかについてはよく解らなかった。「萌え」という感情はその現象だけを観察しても多分解らず、「萌え」という感情を想起している本人がどういう経緯で今ここに立っているのかをよく考えないと結局何も解らないような気がする。結局私はオタクの世界とは無縁な古風なやつということが証明されたってことだな。

 

(追記)

しかしよく考えてみると、萌えという需要を持った集団がいる一方で、萌えを供給する人物、団体も存在する。彼らは萌えを渇望する人たちが何を求めているか的確に把握することができ、それにふさわしいモノを提供している訳だ。市場調査もばっちりできてるということか。需要を持つオタク達、コンテンツを供給するクリエータ達、そしてそれを販売するマスコミ業界、こういった強固な関係が築けているということか。深いw

 

正剛くんはこう言ってる。

 

[萌えの研究/1,650円]

[大泉実成著/講談社(2005/12/5)]

[222p/4-06-212859-4

[オタク、萌え、メイド萌え、妹萌え、ロリコン、TRPG、ツンデレ、ハーレム、美少女ゲーム、パンチラ、エロゲー、エヴァンゲリオン、ガンダム、1684夜]

[単行本][初図][003]

[BB0001]