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地下道の少女 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
890円
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・メモ
父からの性的暴行から逃げ出し都市の地下道にレオとの生活に安らぎを見出した少女ヤニケ、こんな生活も彼女の身を案じたやはり同じ地下道に住むミッレルが教会の執事、シルヴィに相談したことで事態は思わぬ方向に向かうことになる。バラバラに思えた個々の事件に共通点があるとわかった瞬間からエンディングまでのスリリングな展開が非常に面白い。
物語自体は仕事はできるが性格的に破綻しているエーヴェルト・グレーンスを中心に展開するため、雰囲気はあくまで暗く重苦しい。。
[地下道の少女/1,253円]
[アンデシュ・ルースルント、ペリエ・ヘレストレム、ヘレンハルメ美穂訳/早川書房(2019/2/25)]
[533p/978-4-15-182158-5]
[ヤニケ、エーヴェルト・グレーンス、スヴェン、マリアナ、アンニ、シルヴィ、イエオリ、レオ、ミッレル、リズ・ペーデシェン]
[早川ミステリ文庫 HM439-8][初店][0056]