・メモ

父の病状が心配するほどのこともなかったことから、大はヨーロッパに戻り、代役のアーニーと2テナーでのライブに臨むことになる。自信家のアーニーはライブの大のソロを潰しにかかるが、大はそれを凌ぐ。既に完成されたミュージシャンであるアーニーと、発展途上だが予想がつかない大との対比が面白い。

 

そして、パリでのsun moonでのライブ、1階のsunでのライブはハンナがかつていたバンド、モーレン5、地階のmoonではnumber 5が演奏することになる。number 5をなめてかかるモーレン5のメンバーに動じず、大はラファに殻を破ることを持ちかける。メキメキ力をつけたハンナとブルーノ、ラファにもその時がやってきた。ライブではnumber 5のインタープレーが観客の心を鷲掴みにしていく。

 

2日目のライブ、ライブの後の観客の印象は明らかにnumber5がモーレン5を凌ぐことになる。いいぞ。それにしてもラファのドラムプレー、炸裂する音が聴こえてくるようだ。

 

[Blue Giant Supreme 8/¥670]

[石塚真一 /小学館(2019/7/3)]

[197p/978-4-09-860352-7]

[父倒れる、代役、ハンナ、ブルーノ、ラファ、アーニー、moon side, sun side、モーレン5, number 5]

[big comics special][初][0046]