・メモ

このメモは千夜千冊完全読破を目指す活動の一環だ。まぁ活動と言っても千夜千冊のリストからほぼランダムに読む本をピックアップして、読後に感想をこのブログに上げるだけなんだが。

 

この活動の効果としては、普通に自分の好みで読んでいたらまず出会うことのない本と会えることなんだと思う。本書もそう言った出会いの一つだ。

 

本書は教員をしながら以前取り憑かれたシダに関する興味を今に到るまで持続し発展させている男性のお話だ。シダと言うと何か湿っぽいところに生える緑色の植物のようなものと言った雑な印象しかないが、本書の中で筆者はシダの生態、歴史、そして国内外の分布状況について様々な事象を教えてくれる。更に本書に収録された筆者による数多くのシダのイラストがかなり楽しい。シダに対する愛情を感じるイラストなんだなw

 

と言ったことで門外漢の私にはこの程度の感想しか書くことができないが、少しだけ目にする機会が割とあるシダと言うものに興味がわいてきた。本書はむしろ大学・大学院で生物を研究し、山と鳥類に詳しい兄貴に読んで欲しいな。多分この本の価値がわかるはずw

 

正剛くんはこう言ってる。

 

[シダの扉/2,052円]

[盛口満著/八坂書房(2012/2/25)]

[215p/978-4-89694-990-2

[デンプン、胞子・種子、海洋島、大陸島、アリスの扉、虫屋、シダ屋、帰化植物、花をつけない、胞子嚢、ソーラス、シダのイラスト、つくし、スギナ、1476夜]

[単行本][初図][0040]