・メモ
お店への道を急ぎながら今日は何を聴かせてもらおうかとあれこれ悩む。できれば米国のハードロック系がいいなぁと思いつつ、最終的に選んだのはジョニー・ウィンターの初期のライブだ。ということで今回も開店と同時に入店。このアルバムのジャンピン・ジャック・フラッシュが実にヘヴィで格好いい。
そのあとマスターはスティングのアルバムを掛けてくれた。この中の"little wing"が実にいい感じの曲だ。誰の曲か尋ねたところジミ・ヘンの曲とのことだった。でもどこかで聴いたことがことがあるな?うーん確かクラプトンがやってたと思ったがとマスターに伺うと、デレク&ドミノスでだったw 聴かせてもらうと印象的なイントロ、確かにこの曲、何度も聴いた覚えがある。またジミ・ヘンのオリジナルも聴かせていただいたが、これはジミヘン流のハードなバラードだな。実はスティングのアルバムでは"set them free"も聴かせて頂いた。バックを勤めるのはほとんどジャズ畑の連中だな。
ピンク・フロイドのウマグマ、アルバムタイトルは何度も目にしたことがあるが音として聴くのは実は初めてだ。鳥の声、虫の叫び、足音、こういった音の組み合わせによる楽曲はメロディラインこそないが実に興味深い。マスターによるとこのウマグマのアナログ盤、人間の耳には届かない周波数の低音部がかなり含まれていて、そこに来るとスピーカーのコーンの振動が凄まじいらしい。お店でのスピーカーの調整ではスピーカーに負担がかからないようにというか壊れないようにメーカーの方と念入りに調整したという。確かにこのお店のスピーカーは小振りだが音の解像度やパワーはすこぶるいい感じだ。
そして最後に聴かせて頂いたのはエドガー・ウィンター・グループの"they only come out at night"だ。私にとっての永遠のNo.1 エドガー・ウィンターの快作だが、このバンドはリーダのワンマンバンドではなく、メンバーの力量も素晴らしい。ベースはのちにソロとして「あなたを夢見て」や"livin' in America"などのヒット曲を手がけるDan Hartmanだ。このアルバム、全米No1.ヒットの"Frankenstein"もいいが、私の好みなのはバラードの"autumn"やイントロのギターのカッティングがいい"we all had a real good time"だな。
この日はいつもよりお店に長くいて、マスターと色々と話すことになった。お店を開店するにあたっては色々と悩まれたらしい。丁度今の私の1年と同じ感じだな。この時期にどの方向に進むかの進路の選択は本当に難しい。
さて、渋く素敵なルックスのマスターだが私とは1歳ちょっとしか違わない。渋いおじさまと適当おやじ、どうしてこれほど差がついてしまったのか、時間というやつは残酷だw
・楽曲
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The Rose: The Original Soundtrack Recording
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Nothing Like the Sun
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アクシス:ボールド・アズ・ラヴ
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Atl Blues: Chicago
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フィジカル・グラフィティ
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IV
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・店内外