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超ジャズ入門 (集英社新書)
864円
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・メモ
ジャズ関係のエッセイやノンフィクションに関しては、書き手の技量に問題のあることが多い。多くの書籍を出している方でも主張の根拠が希薄で説得力に欠けたり、文章自体が稚拙な場合が多い。そんな中で本書の中山氏は山下洋輔氏と並んできちんとした文章を書く方だと認識していた。
ということで本書についても期待を持って読んだのだが、期待は無残にも打ち砕かれた。一言で言えば、寛容性が欠けた人なのかなということだ。Miles信者でも結構、昔のブルーノートレーベルというかアルフレッド・ライオンというのも結構だが、そもそも「日本人のジャズを体が受け付けない」という発言はないと思う。その中で本書で一番納得できたのは「フリージャズは慣れの問題」という部分だな。あー残念。
[超ジャズ入門/¥864]
[中山康樹/集英社 (2001/9/19)]
[269p/4-08-720106-6]
[Miles、ブルーノート、ジャズの歴史、ボーナストラック、コンプリート版、日本人のジャズを体が受け付けない、即興性はあり得ない、ブートレッグ、要は慣れの問題]
[集英社新書0106F][初[0044]
