・メモ

以前どこかの読み物で知った狐こと山村修氏、既に故人となった方だが、その書評は定評あるところだ。なるほど、本書にある書評を読んでみると、対象書籍の特徴をよく捉えた記述をしており、思わず読みたくなる感じだ。本書を読みながら面白そうな書籍をメモ(下参照)にしていたら結構な量になってしまった。来年は還暦を迎えるので少しずつでも手をつけていこう。とりあえず田中小実昌と吉行淳之介から着手するかな。

 

[もっと、狐の書評/¥885][山村修/筑摩書房(2008/7/10)]

[378p/978-4-480-42457-0]

[ペトロニウス/サテリュコン、和辻哲郎/古寺巡礼、吉行淳之介/軽薄のすすめ、辻静雄、岡田英弘/世界史の誕生、色川武大/あちゃらかぽいっ、泉鏡花/海異記、田中小実昌/なやまない・ぼくのシネマ・グラフィティ、夏目房之介/不肖の孫、タチアーナの源氏日記、プルースト/失われた時を求めて、何て素敵なジャパネスク/久美沙織]

[ちくま文庫 き-19-2][初][0042]