・メモ
1953年にカナダで行われたチャーリー・パーカーを含むコンサートとその前後の状況をドキュメンタリータッチでまとめた著作だ。パースネルを見てみるとチャーリー・チャンとある。この名前聞いたことがある。パーカーの変名だ。当時彼はこの名前を使っていたのかなと思いつつ、本文を読み進めていくと、マッセイホールでのギグの話になって、ギャレスピーがゲラゲラ笑ったと書かれている文章を見つけた。おぉこのマッセイホールでのライブ、聴いたことがあるぞ。たしかzujaさんのお店でかけてもらったんだ。後半はその時の話だ。
このコンサートについては賛否両論があるみたいだ。それにしてもパーカー、ギャレスピー、ミンガス、パウエル、ローチというメンツはすごいなぁ。よく一人も欠けずにいたものだ。それも驚きだ。さらに言うと、このマッセイホールでのライブ、できに不満を持っていたミンガスがのちに自分のベースパートをオーバーダビングしたと言う。このあたりの話も少し描かれていて興味深い。
[クール・ブルースチャーリー・パーカー・インカナダ/2000]
[マーク・ミラー著、山田チエオ訳、三浦和三郎編著/]
[127p/-]
[笑い声、massey hall, Montreal jazz workshop, bird lives, Charlie Chan, dizzy Gillespie, bud Powell, max roach, Charles Mingus]
[単行本][初][0027]