・メモ
zujaさんが、石川くんが20代の頃から成長を見守り
続けてきた彼のlosslessのライブを見てきた。
このバンド、曲の完成度、緊張感が尋常でなく高く
張り詰めた雰囲気の中で最高の演奏を聴けた。
ドラムの木村氏は、重く強いビートを叩き出す人で、
手数が多いという安直な表現では表せないリズムを
叩き出した。常にドラムのたたき方を変化させ続け
るそのプレーぶりに好感を持った。
ベースの落合氏は先週見た永武はんのトリオに続いて
見ることができた。このバンドはピアノやギターが
いないので、リズムキープとコード展開をベースが担
わないといけない訳で落合くんの役割は重要だったが、
十分にその役割を全うした。時として激しく弦を弾く
力強い指使いはすごかったな。
アルトサックスの安藤くんは、序盤は静かなソロが多
かったが、こなれるに従ってかなり激しいソロが展開
され楽しかった。彼のソロは、自分と向かい合うこと
が多く内省的な感じがした。タイプコルトレーンかなw
第1セットの最後の曲での石川くんとのアドリブ対決w
はかなり興奮させられる出来で素晴らしかった。また、
時としてキャノンボールのようなファンキーなフレーズ
が顔を出すところがなかなか面白かった。
そして石川くん、ステージを離れた時の温厚で控えめ
な態度が、ステージに上がると一変し、その強気で
攻撃的なプレーぶりには圧倒された。彼のプレーは今
まで地獄のフナヤマ帝国で二度見ているが、その時と
は比較にならないほどクオリティが高いものだった。
このバンドの次のギグが本当に楽しみだね。
・メンバ
石川広行(トランペット)
安藤康平(アルトサックス)
落合康介(ベース)
木村紘(ドラムス)
・演奏楽曲
- 第1セット
1.1 No.6
1.2 No.2
1.3 moon tracer
1.4 No.7
1.5 No.3
- 第2セット
2.1 monument
2.2 No.9
2.3 the streets lighting?
2.4 No.8
- アンコール
A1 No.4
・画像他