- 世界の小国――ミニ国家の生き残り戦略 (講談社選書メチエ)/田中 義晧
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[世界の小国 ミニ国家の生き残り戦略/¥1,620]
[田中義晧/講談社 (2007/9/10)]
[230p/ 978-4-06-258397-8]
[ドメインビジネス、タックスヘイブン、援助、反核、戦略上の拠点、反捕鯨、オフショア金融センター、メラネシア、ポリネシア、ミクロネシア、政治暴力、カリブ、オセアニア]
[講談社選書メチエ397、千1256][図初][043]
世界の人口百万人以下の小国の特集。
そもそもこの小国の大半は、第二次大戦
以降、植民地だった太平洋、大西洋の
島々の独立を国連が援助する政策をとった
ことにより大量に増えたということらしい。
小国だけに国の運営はかなり苦しい。
そこでいくつか模索する道があるようだ。
例えば、ドメインネームの販売、石油、
オフショア金融センターとしての役割などだ。
とりわけ注目されているのは補助金を大国
からもらうためのしたたかな政治力かな。
大国だろうが小国だろうが、一票は一票
なのでその力を利用してキャスティング
ボードを握ろうということのようだ。この例
としては捕鯨、地球温暖化、反核などがある。
本書、学者さんが書いたせいか、若干
事実の羅列に終始している感があり、
ちょっと退屈してしまったw
誠剛君はこう言ってる。