[お寺の経済学/¥1,620]

お寺の経済学/東洋経済新報社
¥1,620
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[中島隆信著/東洋経済新報社 (2005/3/10)]

[233p/4-492-31345-1]

[宗教としての経済学、大乗仏教、小乗仏教、檀家制度、半キリシタン、ユタ進行、墓地、葬式、宗教法人、廃仏毀釈、空迂回、収入源として葬式、千1498/1567]

[単行本][初図][133]

普通ではわからない、お寺の歴史、
経済状態に関する書籍だな。
面白いのは本来寺院というのは
葬式とも墓地とも関係ないということ。
これは江戸時代にキリスト教弾圧と
仏教勢力の抑制政策のために
生まれた檀家制度に由来するらしい。

檀家制度で安定した収入を確保する
道を模索してきたようだ。ただ、
葬式だけでは収入としては不足気味
なので1周忌、3回忌、7回忌など、
故人を懐かしむとの名目のもとに
収入の機会を増やしていったと。
大きな寺でなければ、こういった機会を
設けなければやっていけないのだろう。
寺の経営も大変だな。

ただ、沖縄なんかは、あまり仏教を
ありがたがる風習は育ってないようで
寺も少ないらしい。

父の7回忌が迫ってきているので
いろいろ考えないといけないなw

正剛先生は
こう言ってる。