- 曲説フランス文学 (岩波現代文庫)/岩波書店
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[曲説フランス文学/¥1,296][渡辺一夫(著)/中央公論新社 (2013/3/8)]
[393p/978-4120044373]
[狂信と寛容、ラブレー、バルザック、人間劇、科学と文学、サロン、レジャーブーム、一億総懺悔、軽佻浮薄、考えるということ、モラリスト文学、ヴォルテール⇄ルソー、デカルト⇄パスカル、美徳の機構、自虐的、ヴァレリー、千0111/1560 ]
[岩波現代文庫 文芸2][再図][116]
2回目の挑戦になるんだけど、1回目の記憶が例に
よってほとんどない。
ということで初回のような気持ちで読んでみた。
ラブレーの研究で名高い渡辺氏だったので期待して
読んだのだがちょっと残念な結果になった。
文章全体を通して流れているのはやや左がかった
自虐的な記述。記述当時の日本がレジャーブームで
何が行けないのだろう。フランスのイメージを軽佻浮薄に
したり?アベックという単語に男女のイメージがあったとして
そこに氏が責任を感じる必要がどこにあるんだろう?
うーむ。
それでもヴォルテール⇄ルソー、デカルト⇄パスカル、
ラブレー⇄カルヴァンの対立/ライバル関係の洞察には
唸らされる部分があったことも事実。
雑音は無視して(^_^)以上のようなライバル関係に
注目して読んで行こうと思う。
正剛君はこう言っている。