ノンちゃん雲に乗る (福音館創作童話シリーズ)/福音館書店
¥1,296
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[のンちゃん雲に乗る/¥1,296]

[石井桃子著/福音館書店 (1967/1/20)]

[278p/978-4834000795]

[ノンちゃん、おかあさん、おとうさん、にいちゃん、おじいちゃん、級長、千1015/1560]

[単行本][再図][115]

この本、確か読んだ記憶がある。
ノンちゃんが生まれて、最初の服はパンツ三枚でと言った感じ。
で目次を見てみると、そんな言葉はどこにも無い。あれ?何と間違えたんだろう。
まぁいいや、読んでみよう。

お話としては、八才のモモちゃんが雲の上のおじいちゃんと
その仲間達にいろんな話をするというもの。おとうさんのこと、
お母さんのこと、にいちゃんのこと、自分のこと。
読んで行くうちになんだか自叙伝を読んでいるような気がしてきた。
そう言えばこの物語のはじめ、モモちゃんは池に 落ちてしまうんだよな。
あれ、っで雲の上のおじいちゃん登場?ひょっとしてこの話って、
死ぬ間際の話?仮死状態のときに見た夢?

なんだか急に不安になってきた。最後まで読むのがちょっとこわいが、
ここで止める訳にも行かないのでドキドキしながら読み切った。
やっぱりモモちゃんは溺れて仮死状態だったらしい。でも無事に
意識を取り戻したようだ。やれやれ。

この本を読んでいると自分自身の子どもの時代を思い出した。
外から見れば60近いおっさんだが、中身は何も変わっちゃいない。
変わったのはまわりだけさ。。。と、その変わった連中も自分では
何も変わってないと思ってるんだよな、多分。

正剛君は
こう言ってる。