- わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)/筑摩書房
- ¥998
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[わたしの外国語学習法/¥998]
[ロンブー・カトー (著),米原万里/筑摩書房 (2000/03)]
[282p/978-4480085436]
[言語的小風土、読書、ハンガリー、平均的学習者]
[ちくま学芸文庫 ロ3-1][再][134]
久しぶりに2度ほど読んでみた。
いろいろためになったな。
いくつか気になった/気に入った文章を書き出してみた。
・狭い路を通って高みに至る
・教えながら自ら学ぶ
・これは、外国語学習に取り組もうとしているすべての仲間に
おすすめしたい方法ですが、つまり、自分の実際の能力よりも
高いレベルのコースを採るのです。
・私たちが外国語を学習するのは、外国語こそが
たとえ下手に身につけても決して無駄に終わらぬ唯一の
ものだからです。
・何かを身につけるとき、子どもの方は自動的に、
大人の方は論理的にそれを行ないます。
・読むことからはじめよう
・わたしが外国語学習においてこうも読書を重視するのは
《言語的小風土》を造り出すのに、これが最も効果的とまでは
言えないものの、最も手軽で簡単な方法だからです。
・本は、私たちの誠実な道連れになってくれます。
・では、どんな風に読めば最も効果的か?
→最初はあまり手を拡げずに、あらすじだけでもつかむように
それから徐々に揚足取り的に、恐ろしく念入りに、丹念に。
・忘却との唯一の戦いの手段は反復です。
・「英語って、ホントに簡単。ねぇそうじゃなくって?」
「そう、最初の10年間はね。でも、その後は耐えがたい
ほど難しくなってくるわ」
・「ですから、アルファベット順に秩序立てしないような
単語帳を自主制作することを、心からおすすめします」
・「辞書は、われわれの知識に対する渇望を長年に
わたって癒し続けてくれる手段です。」
・「どんな言語を母国語とするものも、外国語を
学習する際には、自分と同国の人によって書かれた
教科書を用いるべきです。」
・こういう風にペアで単語を暗記するものは、
失敗しないはずです。
・個人教授に期待できること
①もっとゆっくりしたテンポで話してくれと頼めること
②毎回授業にむけてわたしが丹念にやってく
宿題のXX語による作文を直してもらえること。
・(消費された時間+意欲)/羞恥心 =結果
・趣味を仕事に生きる者は幸福である。
・「外国語を知らぬ者は、自国語をまったく知らない」
最後に、ロンブー・カトー氏の10の教訓と、それに対するコメントを
書いておこう。
1️⃣外国語は毎日学習すること。もし全く時間がないというなら、
最低10分はやること。特に朝学習するのが良い。
→ 確かにこれはそうかも。英仏羅希をなるべく毎日勉強
するようにしている。
2️⃣学習意欲が余りにも早く減退するような場合は、
自分を鞭打ったりしないこと
→ そうそう。ダメな時は自分を責めないようにしている。
3️⃣何ものも隔離された形で、つまり文脈から引き離して
覚え込めないこと → これはできてない。自分の単語集を作りたい。
4️⃣多くの場合に最大限利用できる成句すべてを順不同で
書き出し覚えてしまうこと → うーん、できてない
5️⃣可能な限りあらゆる物事を頭の中で訳してみること。
→ これはやってみたいな。ちょっとやったことがあるけど長続き
しなかった。
6️⃣しっかりと覚え込む価値のあるのは、教師によって
正しく直されたものだけ。
→ 今はもっぱら独習なので答えのついた問題ののった
参考書を使うようにしている。
7️⃣成句や熟語的表現は、1~3人称、単数で書き出し、覚えること
→ 徹底できてないなぁ。
8️⃣外国語は、四方八方から同時に襲撃すべき砦であること
→ とりあえずCDで音声が聞ける教材を選ぶようにしている(中国語とか)
9️⃣しゃべるのを恐れぬこと。
→ 外国語をやるときには羞恥心を捨てるってのは重要だよな
🔟どんなことがあっても自分は目標を達成出来るのだ、自分は
強力な意志力と、類い稀有なる語学的才能を持ち合わせているのだと、
固く確信すること。
→ そうありたい!
とりあえず、今やってるのはとにかく文章をノートに写し取ること。
やっていくうちに、段々写す字がきれいになってくることが分かる。
理解力も向上させたいねw