地下鉄に乗って (講談社文庫)/講談社
¥580
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[地下鉄に乗ってI/¥552]
[浅田次郎 /講談社(1997/12/15)]
[313p/4-06-264597-1]
[のっぺい、みち子、パン助、戦争、闇市、自殺、運命、親父]
[講談社文庫 あ70][再][120]

本書を読むのは二度目。
浅田次郎の作品はこれしか読んでいない。
が、この人、物語をつくるのうまいな。
感心してしまった。

有り体に言えば、この話って
親の過去へタイムスリップし、
敵対する父親が実は偽悪者だった
ことが分かると言う話。
同時に様々な事柄が絡み
あって行く感じがなんとも面白い。

それにしても、自分の異母兄妹であり
恋人である主人公の幸せと、
自分が全てである母親の幸せを天秤に
かけた結果、みち子が出した結論と
行動が余りに悲しい。ちょっと泣けた。

別の作品も読んでみたくなったな。

それにしてもこの作品を知った
きっかけはなんだったかなぁ。
中島孝志さんに聞いたんだっけ。
うーん、思い出せない。

まっいいかw