- 宇宙はなぜこのような宇宙なのか 人間原理と宇宙論 (講談社現代新書)/講談社
- ¥798
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[宇宙はなぜこのような宇宙なのか/798円]
[ロバート・ロウランド・スミス (著), 鈴木晶 (翻訳) /講談社 (2012/9/21)]
[296p/978-4-06-215385-0]
[人間原理、ボンディ、数霊術、アインシュタイン、マルチバース、観測選択効果、インフレーション、ビッグバン]
[単行本][初図][117]
本書を読む前は、結論がちょっと怖かった。
結局の所、すべての事実を検証した結果、
人間原理を認めざるを得ないと言う結論に
なるのではないかと考えたからだ。
結論は意外なほどあっさりしていた。
もし世界が唯一無二だということになれば
数々の物理の定数が絶妙な数値に
調整されていることは偶然ではなく何らかの
意志が働いたと思わざるを得ない。
が、世界がいくつもあるとなれば話は別だ。
この世界と同様の世界が10の50乗ほどあれば
こんな世界が一つあっても不思議ではない。
でも、よくよく読んでみると、著者の青木さんは
人間原理を決して否定しているワケッじゃない?
人間原理の定義を変えて使っている?
人間原理はあるのかないのかどっちなんだ?
2度読んでもよくわからん(^_^;)
どっちなんですか?