ぼくは散歩と雑学がすき (ちくま文庫)/筑摩書房
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[澁澤龍彦/筑摩書房 (2013/3/6)]

[586p/978-4480430434]

[話の特集、ナボコフ、ヒップ/スクエア、フェリーニ、ゲイ、セックス、ドラッグ、マスターベーション、ボールドウィン、学生運動、有色人種、千0081]

[ちくま文庫 う 38 1][図再][096]

単行本を一度読んで、今回が再読のはずだが
前回の記憶が全くない。新鮮に読めた。

本作は40年以上も前の作品だが、
文体等まったく古さを感じさせない。
本文中では海外の雑誌や著作からの
翻訳がかなりあるが、これが実に面白い。
ときどき挟まれる精緻なイラストも
本人作、才能がある人は違うな。

話としては、学生運動、ドラッグの
話が多い。ここでの話を真に受けると
アメリカはずっとドラック漬けのヤク大国と
いうことになるが本当は違うんだろうな。
当時は植草さんの翻訳による海外情報を
真に受けた人がかなりいたのではないか。
罪深いw

紹介されていた中で面白そうだったのは
フィリップ・ロスの著作かな。
なぜ面白いと思ったかは本書を
読んで見てください(^_^)

正剛君は
こう書いてるよ。