
[246p/4-00-321170-7]
[エフォロス、キケロー、クローディウス、小カトー、傲慢、うぬぼれ、優柔不断、アントーニウス、ピリッピカ、アーギス、クレオメネース、ティベリウス・グラックス、ガーユス・グラックス、デーモステネース]
[岩波文庫赤116-10][再図][048]- プルタルコスの対比列伝も後半僅か。
アーギスとクレオメネースはスパルタを
改革しようと立ち上がった男達。
志半ばで挫折。
同様にグラックス兄弟。ただ、彼らは
元老院を軽視しすぎたかな。グラックス兄弟
はローマ人の物語でもおなじみ。
デーモステネースは記憶になかったが
覚えておきたい。
最期はキケロー。この人は輝かしいばかりの
知性がありながら、虚栄心が強く、さらに
優柔不断なところがあり、最期はアントーニウスの
怒りを買って惨殺されてしまった。ピリッピカ演説が
墓穴を掘ることになったんだね。
キケローについては持っている著作等を
読み直してみるかな。あと2冊。