
[239p/978-4003211687]
[セルトーリウス、エウメネース、ケルソネーソス、アゲーシラーオス、スパルタ、ポンペーイウス]
[岩波文庫赤116-8][再図][045]
プルターク対比列伝8巻目。セルトーリウス、エウメネースは自分の
母国以外で活躍した軍人だ。特にローマ帝国の人間でありながら
イスパニアの地で対ローマに対して堂々たる戦績を残したところが
印象深い。
アゲーシラーオスは名前は聞いたことがあるが、その正体が不明
だった人物。スパルタの王だったのね。無くなるまで戦争に明け暮れた。
最期のポンペーイウスは、三頭政治を構成した三人の一人。
軍人としては抜群の才を見せたが、政治家としては凡庸だった男。
なぜカエサルと闘わざるを得なくなったのかは今ひとつ原因が
わからないな。
そろそろ次はカエサルの巻かな?