- 読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門/東洋経済新報社
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『読書の技法』
[佐藤優/東洋経済新報社 (2012/7/27)][279p/978-4492044698][単行本][初図][148][外国語、国語、数学、経済、政治、超速読、速読、熟読、哲学ノート、書き写し、プライド、定規]
将来的には知の巨人と呼ばれそうな、佐藤氏の読書に関する著作。
速読は、情報を素早く得るためにするものというある意味常識的な
発想を逆手にとり、読む本の仕分けをするために超速読をするという
発想がなかなかいい。また、自分のそれほど得意ではない外国語を
読む時に、遡って読まないように定規を当てて読み進めるという
やりかたがなかなか斬新だと思った。
本からどういう風に情報を得るかという話の中では、重要だと
思った点をノートに書き写すというやりかたは、時間がかかりそうだが
結果的に知識が身になるという意味で納得できるやり方だ。
また、情報を押さえるために、基本的な勉強をしておこうという話は
参考になった。現代国語、数学、日本史、世界史、経済、政治、
こういった感じのところを押さえるというのは実は非常に大切な
ことかもしれない。
とりあえずレーニンの「哲学ノート」を読んでみるかなw
関係ないけど、ジャン・ジュネもちょっと読んでみたい。