[259p/978-4480429568]
[篠沢フランス文学講義、殿山泰司、伊沢実、政治、児童文学」
その昔同人誌を主宰していた3人が、長い空白期間を
経て再び集合、言いたい放題に様々なジャンルの
本を斬って行く。
本書で面白かったのは、日本の児童文学に対する
厳しい視線と、政治的人間におけるアナトール・フランスと
サマセット・モームの著作かな。
全体を通してみると、最終章の
「知られざる傑作」で取り上げられた次の4作かな?
・篠沢秀夫:篠沢フランス文学講座
・伊沢実:スペイン語入門
・殿山泰司:日本女地図
・ホルヘ・ルイス・ボルヘス:幻獣辞典
このうち殿山泰司は大船のお店に行ったので済んだことにしてw
後の3作は読んでみたい。篠沢教授の本については
上記の本の元になった立体・フランス文学という本を
図書館でもらったので、まずこれから読んで見よう。