
『 アラビアン・ナイト〈16〉』
[池田修訳/平凡社 (1989/05)]
[290p/978-4582805024]
[ハサン、マナール・アッサナーイ、ザイヌ・アルマワーシフ、マスルール、千1400]
[平凡社 東洋文庫502][初図][127]
今年の目標にあげていたアラビアン・ナイト読破も後半にはいってきて
いよいよ追い込み。本巻では、ハサンとペルシア人の詐欺師にまつわる
物語の後半が記載されている。様々な苦難の末、無事妻と2人の息子を
取り返す。漁師のハリーファの物語を挟んで、最後はマスルールと彼が
見た夢の物語。マスルールとザイヌ・アルマワーシフは様々な苦難の
末結ばれるが、ユダヤ人の夫はイスラム教徒でないので不幸になるのが
当然とばかり、妻を寝取られた挙げ句、墓に生き埋めにされてしまう。
ちょっとあんまりだなぁ。その他にもザイヌに横恋慕した法官や僧侶は
やつれ果てて死んでしまうとか、かなり酷い話。物語の構成力が途中で
結構破綻を来してますな。さて次は17巻
今年の目標にあげていたアラビアン・ナイト読破も後半にはいってきて
いよいよ追い込み。本巻では、ハサンとペルシア人の詐欺師にまつわる
物語の後半が記載されている。様々な苦難の末、無事妻と2人の息子を
取り返す。漁師のハリーファの物語を挟んで、最後はマスルールと彼が
見た夢の物語。マスルールとザイヌ・アルマワーシフは様々な苦難の
末結ばれるが、ユダヤ人の夫はイスラム教徒でないので不幸になるのが
当然とばかり、妻を寝取られた挙げ句、墓に生き埋めにされてしまう。
ちょっとあんまりだなぁ。その他にもザイヌに横恋慕した法官や僧侶は
やつれ果てて死んでしまうとか、かなり酷い話。物語の構成力が途中で
結構破綻を来してますな。さて次は17巻