『21世紀のための吾妻ひでお 』
[吾妻 ひでお (著)/河出書房新社 (2012/1/26)]
[226p/ 978-4309272986]
[不条理日記、失踪日記、SF、美少女、エロ、うしじまいい肉]
[河出書房新社][初図][122]21世紀のための吾妻ひでお Azuma Hideo Best Selection/河出書房新社

¥1,470
Amazon.co.jp
漫画家吾妻ひでお氏の作品集です。表紙はなかなか刺激的で、電車の中で読むのにはちょっと勇気が必要でした。ちなみにこの女性は「うしじまいい肉」と言うそうですが、勿論私には分かりません。
さて、吾妻ひでお氏はおりにふれて見る機会があったのですが、興味を持ってみるようになったのはごく最近のことです。氏が書いた、自分の失踪に関する顛末本がきっかけでした。で、本題ですが、彼の作品はSFを題材にするものが多くそこに美少女やエロ、不条理といったものが加わり、一種独特の世界を構築しています。作者はサービス精神をはなから拒否するようなところがあり、ドタバタ喜劇の向こうに、目が笑っていない作者の不吉な表情が透けて見えます。作品に出てくる小太りのイメージの作者とは異なり、本人は痩せていてちょっと怖い感じの男です。とらえどころの無さは作品だけではないようです。
[吾妻 ひでお (著)/河出書房新社 (2012/1/26)]
[226p/ 978-4309272986]
[不条理日記、失踪日記、SF、美少女、エロ、うしじまいい肉]
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漫画家吾妻ひでお氏の作品集です。表紙はなかなか刺激的で、電車の中で読むのにはちょっと勇気が必要でした。ちなみにこの女性は「うしじまいい肉」と言うそうですが、勿論私には分かりません。
さて、吾妻ひでお氏はおりにふれて見る機会があったのですが、興味を持ってみるようになったのはごく最近のことです。氏が書いた、自分の失踪に関する顛末本がきっかけでした。で、本題ですが、彼の作品はSFを題材にするものが多くそこに美少女やエロ、不条理といったものが加わり、一種独特の世界を構築しています。作者はサービス精神をはなから拒否するようなところがあり、ドタバタ喜劇の向こうに、目が笑っていない作者の不吉な表情が透けて見えます。作品に出てくる小太りのイメージの作者とは異なり、本人は痩せていてちょっと怖い感じの男です。とらえどころの無さは作品だけではないようです。