前記事の続きになります。
１６時１５分 第３９番札所延光寺 到着
境内で参拝されてる方が 高齢の方を含め数名おられるのみ。
カメラを持ったご夫婦らしき御二人が終え出て来られたので
この方を逃したら撮影してくださる人はいない！と 着くなり声を掛け仁王門前にて
撮影していただきました。
ありがとうございました！
また明日 来なくて済むので いつもより御礼を多く言ったかな。
この時間帯は いつもハラハラします。
こちらで目に留まるのは やはり こちらではないでしょうか
梵鐘を背負った赤亀の像
調べず来ているのでいつものように後から知るようになっています。
伝説では
赤い亀が境内にある池からいなくなったが、
やがて銅の梵鐘を背負って竜宮城から戻ってきた。
と記載されておりました。
僕の知ってる竜宮城は9/5ブログ記事にも書いた 竜串の竜宮城 なのだが…
きっと ここじゃない‥。
境内には ほかにも 「目洗いの井戸」
宿毛市指定天然記念物に指定された樹齢推定４００年の「寺山のイブキ」があります
フォルムが力強く素晴らしい！
反対側ですけど石が支えになってたり
建物で四方囲まれてて人の手によって大事に守られてるのが感じられました。
お恥ずかしい話ですが スタッフさんに声を掛けられる直前まで案内横の松の木が
樹齢４００年だと思い撮影しようと構えてました。
その後も、いろいろと丁寧に教えていただき ありがとうございました。
こちらでは参拝に来た高齢の女性の方が お遍路さんとの過去話をしてくださいました。
数年前か昨年かの連休中（５月？）参拝に来た際 突然２０歳位の女性から
何処もいっぱいで泊まるところがないので 泊めさせてもらえませんか？
と懇願されたそうです。
最初は断ったみたいですが それでもお願いされるので泊めたそうです。
その後 手紙を送っていただいたり遊びに来たりするようになり
今では家族みたいな付き合いになったと喜んでおられました。
お話されてて とても嬉しそうでした。
強引だなって最初感じたのですが その後が素晴らしいですね。
お遍路中 知らない人の家に泊まるなんて想像すらしてなかったのですが
なんと翌日 僕もこの体験をする事となります。
懇願したわけでもなく泊まりたかったわけでもなく 何故か成り行きで
そうなってしまったのですが思いもよらぬ出来事が起ころうとは…
１７時過ぎて３９番札所を後にします。
これより宿毛駅までの およそ８Ｋを歩きます。
来た道を また歩くのは新鮮味がないし写真も撮ってて
ズルしても分からないし誰も責めないのだけど自身が許さないので歩きます。
夕方なので車の通行量も多くなってます。
宿毛市内に着いた頃には 日もすっかりと落ちていました
１９時宿毛駅に到着です！
到着後 駅近くのドラックストア・コスモスで飲料、氷など購入しました。
今夜 車中泊可能な場所は道中にて いくつかピックアップしてたので
そちらへ 向かいます！
土佐の国を歩くのも明日で終わりになりました。
距離的にも日数的にも半分くらいなのかな？
後、９月～来年３月の7カ月歩くので おおよそ何処まで毎月歩くかは想定出来ました。
おおまかですが年内に西条市の石鎚神社まで歩いておきたいと思ってます。
来年の出発時に気持ちが引き締まるのと
自宅西条なので地元の神様に御礼と挨拶しときたいな みたいな。
信仰心薄っぺらいのですが歩く練習した時にも立ち寄ったし少しながら縁はあるので
新年のスタート地点にふさわしいと思った次第です。
そして明日からは いよいよ 伊予路！を歩きます。
故郷だけど知らない土地が多いので楽しみです。
この夜、とある場所にて身体を清拭させていただきました。
※翌朝撮影
真っ暗だし誰もいないし ここは変態らし… いや男らしく まっぱで！
しかーし 蚊の餌食と相成りました。(＞_＜)
蚊は若い女性でもオッサンでも変態さんにでも平等に接してくれます。
外見差別、権力にも金にも屈しない公平な生き様！
う～ん… ポジティブに考えてみたけど
やっぱ好きにはなれないし懲りたので翌日は温泉へ行く事に。
27日目も無事に巡る事が出来ました。
出会った方、地域の方、すべての景色、出来事に感謝。
僕の遍路道 ２０１８/８/３０③
２７日目使用金額 納経３００円 バス７００円 飲料７本８６０円 氷１６９円 ガム２７２円
合計２３０１円 ※チューハイ2本含む
断食初日、公園にて水浴びの為 食費、入浴は０円。
①～③本日歩いた距離３０．６Ｋ
ここまで遍路中の総歩行距離数 およそ６５７，２Ｋ