こんにちは、
ゆっこばです爆笑




今日は教室開講のため普通救命Ⅲ(小児救命)も勉強しようと受けてきました(^^).



教室をするにあたって、

きっとそんな危ないことをするわけではないので

使うこともないかとも思うのですが

知識としてあったら

よりいいと思うので受けてきました。


そうならないために

予防対策をしっかりしますけどね(^^)




まず、倒れている子がいた!となったら、


安全の確認

反応を確認

119番通報とAEDの依頼

呼吸の確認

胸骨圧迫

人工呼吸

AEDの使用



という流れでやりました。


ほとんど成人と一緒なのですが、

大人より呼吸の確認は

こどもの方が肺が小さいため

呼吸数が多いです。

また腹式呼吸のことが多いため、

お腹を見ていると

わかりやすいと言っていました。


呼吸が確認できた場合は

回復体位にすることがよく、

確認できない場合は

胸骨圧迫に移ります。



胸骨圧迫は大人より胸骨が柔らかいので、

片手で十分できました。

その際もう片方の手は、

頭を抑えててあげ、

すぐに人工呼吸に入りやすい体制に

できていました。

3分の1というのは

大人より力は要らないのですが

ずっと続けていると

たかが5分ほどでもとても汗をかきました。



人工呼吸も大切なのですが、

心配蘇生を行なっている総時間のうち、実際に胸骨圧迫をおこなっている時間が占める割合を「胸骨圧迫比率」といい、60%以上が望ましいとされているそうです。


なので、

人工呼吸に時間がかかるようなら

抵抗があるようなら

胸骨圧迫だけでも十分だと

おっしゃっていました。

それだけ胸骨圧迫が大切なんですね。



人工呼吸をする場合は、

大人ほど肺が出来上がっていないので

パンパンに胸が上がるほど

呼吸を入れる必要はないみたいです。

すこし呼吸をいれるくらい

1秒かけて優しく入れるイメージで、

やるのがいいそうです。


必要以上にいれると

胃に空気が入ってしまうみたいで、

肺はキャパが決まってるから

そんなやる必要はないと言っていました。



ですが、

年齢が低ければ低いほど

人工呼吸は必要だともおっしゃっていました。

1歳未満など、

原因が窒息などの場合は

空気を送ってあげる必要があるため

絶対に行って欲しいといっていました。



AEDは、

6歳未満までは小児モードで

使用するみたいです。

今のAEDは小児モードにする

鍵やスイッチがあるみたいなので

そちらをオンにすると

電圧が3分の1になるみたいです。

前のAEDの場合は、

つけるパッドが違うみたいで、

一度開催する教室の近くのAEDが

どのようなAEDか確認しておくのも

焦らないための準備だと思いました。



救急車が来るまで、

横浜では平均約7分と言われています。



皆さんはどう思いましたか?


わたしは、

そんなかかるんだ。

と思いました。



脳はとても酸素を欲している場所です。

心臓が止まると15秒以内に意識がなくなり、

3分〜4分以上そのままの状態が続くと

回復することが困難になり

だいたいが後遺症が残るそうです。



その間、何ができるか

何をできたかで

その子の運命、

人生が変わってくるんだと思うと

しっかり学んでおいて、

教室に来てくれた子、

我が子、他の子どもたちに

絶対に役に立つので

受けてよかったと思いました。



AEDも小児には、

はる場所も違くて、

小児の場合は胸と背中にはります。


その際、

小児はだいたい外因性での

意識不明や心肺停止が起こることが多いそうです。

例えば、木に登って落ちて意識不明など。


成人はだいたい内因性といって、

動脈硬化や脳卒中など内側から起こることで

心停止や意識不明が起こることをいいます。


なので、

木から落ちて意識不明となると

頸椎を折っていることが多いそうなので、

首は大切にしてあげたいところです。


背中に張る場合は

無理にくるっと横向きにするのでなく、

首を支えつつ固定しながら

背中にパッドを張ることを

するとこどもの体には負担がかかりにくいです。



最後の方には、

乳児に対しての胸骨圧迫も実践しました。


乳児に対しては、

手のひらで行わず、

指2本で圧迫していきます。


柔らかいので

圧迫する際足がすこし浮くくらいを

目安にやるといいそうです。


また、意識確認も

肩を譲るのでなく

足の裏を叩いて意識確認をします。



1歳未満は特にいろんなものを

口の中に入れるので

窒息の恐れがありますよね。


その際の方法や、

あとは熱中症や脳梗塞、心筋梗塞など、

成人のこともやりつつ、

学ばせていただきました。



あと一つ。

心停止の特殊なものとして、

心臓震盪(しんぞうしんとう)というものがあります。


これは、

野球やサッカーボールが胸に衝突して、

その衝撃が心臓に加わって

不整脈を起こして生じる心停止のこと。


タイミングがちょうどあって、

ピンポイントの場所に当たってしまうと

起こるらしいので、

可能性は○万分の1らしいのですが、

知識としてあっていいと思いました。


胸骨圧迫やAEDをすれば

すぐに良くなるみたいなので、

焦らず対応したいですね。



文をつらつら書いてても

あまり想像はできにくいかと思うので、

保育園などに勤められている方は

受けてらっしゃるのかな?

そんな方だけでなく、

お子さんがいる方

教室をされる方も

ぜひ1度受けていただきたい

ものだと思いました。



こどもの一大事に

何もできなかったで終わらないように。



救命措置の重要性を再確認できました。