菅元総理のブログを読んで感じたこと。
今朝の新聞の世論調査では、84%くらいの人がまたいつか原発の重大事故がおきると考えているようです。
それなのになぜ、日本は原発を止められないのでしょう。
実際にチェルノブイリ、スリーマイル、福島と25年に1回は重大事故がおきています。
事故の教訓を次に活かしてゆけばこのサイクルはいくらか延びるのかもしれませんが、自動車事故だって同じで、どんなに車の性能が上がっても、人間の行うことですから必ず事故は起こります。
推進派の方に言わせると、「自動車の事故にあう確率よりも原発事故は、はるかに低い確率なのに何故自動車は容認出来て原発は容認できないのか?」と逆に問われます。
そういう人には逆に逆に、こう問いたいです。
「人間は個々が個々の命の安全と幸せを追求していれば、全体には幸せに向かうのでしょうか?」と、
個々が自分の命を大切に思うのが本能であるように、集団的に子孫や種の命を大切に思うのも本能に近いものだと思うのです。
菅元総理は急に”脱原発”の様な事を言い出したので、”マスコミリンチ”にあってしまったけれども、きっと他の政治家ならリンチに会う前に、スキャンダルでもっと簡単に引きずり降ろされていたような気がします。
幸か不幸か菅元総理の場合”未納三兄弟”事件でもうネタが出尽くしていたのでしょう。
事故前まで、”鳩さんよりましだ”と考えていたマスコミに、あることないこと、ほとんど地上げ屋が住民を攻撃するような言われようで攻撃されていましたね。
おかげで、見ているこっちがすっかりマスコミ不信になってしまいました。
原発事故の時の菅元総理の対応よりも今の新型コロナウィルスの対応の方がはるかにひどいように思えるのは私だけでしょうか?
病巣の船内に閉じ込めてほとんどの人に感染させてしまい死者まで出したのですから。
安倍総理が菅元総理より優れているのは、マスコミと国連(IAEAやWHOを組織する)や米国を味方につけていること。
何故、安倍総理はそれらを味方につけられるのかというと・・・
それなりに高い代償を国民が払っているからでしょう。
・・・とりとめがないので、今日はこの辺で。
PS.特定の政党を応援するものではありません。