以前奥さんの実家のバンドゥンに行った時のことです。
奥さんのお父さんから魚釣りに誘われ行く事になった
のですが、海のないバンドゥンなのでどこに釣りにいく
のか?と聞いたら、沼に行くとの事でしたが、結局は
釣堀だったのでした!
インドネシアでの淡水魚の料理には、ナマズ
や日本では鑑賞用に飼育する熱帯魚のグラーミィー
なんかを食べるので、ボクはここではいったいどんな種類の
魚が釣れるのか?と思い、もしかしたら見たことの無いヤツが
いるかも!と期待しながらやってみることにしました!
すると開始約10分後にボクにヒット!
釣り上げてみると魚はヘラブナでした!
その日の釣りはお昼前から夕刻までの約6時間。
釣果はというとお父さんが5匹!ボクは7匹を釣り上げ、
帰ることにしたお父さんは合計12匹のヘラブナを持ち帰る
準備をはじめたんです。ボクはその持ち帰るのを見て!
`ひょっとしてこのヘラブナを食べれるんかぁ~!?
絶対ドロ臭くて食べれやんわ!?
と思い、家に着くと奥さんのお母さんがそのヘラブナを見て!
わぁ~今日はたくさんね!私この魚大好きだからいっぱい
食べれるわね!と、上機嫌な顔をするんです!?
ボクは奥さんのお母さんに 今晩料理するの? と聞くと、
今夜の献立はすでにあるので明日調理する!と言ったので
ボクは少し、ホッ!としたのでした。
そしてお母さんに明日これをどんな料理にするのか?と聞くと
唐揚げもおいしいけど $&@%*^!(何かさっぱりわからない
調味料)で煮込んだのが一番おいしいのよ!というんですが
ボクはどう考えてもヘラブナのから揚げ!?もおいしそうには
思えませんが、そのヘラブナの何やら煮込み も想定できず、
絶対に食べさせられる!ことに憂うつになったのでした。
そして翌日、ボクはやっぱりどうしてもヘラブナなんか食べ
たくなかったので、午後から奥さんと娘を連れて出掛けて、
夕食も外で済ませて帰ったのでした。
するとお母さんが帰ってきたボクを見るなり、
あなたのために一番おいしいところを残してあるからね!
と言ったので、お母さんボクたちは外で食べてきたばかり
なので、すみませんが晩ごはんは今日はいいです!
と、上手に逃げた!と思ったのでした。 が!
しかしそれを問屋が卸しませんでした。
翌日の朝、朝食にその何やら煮込みがでてきやがった!
のでした!?
仕方なく腹をくくり!1くち食べてみると!やっぱり、ボクが
想像した通リ!
脳みそがかゆくなるような味!?
だったのでした。
おしまい