11月飲み歩きは、大阪福島「炭焼巧房 源」へ美味しい鶏肉を食べにやって来ました。
ここは、日本全国の焼き鳥部門で2018年から2年連続で「百名店」に選出されている焼き鳥の名店だそうです。
ここは先月、ここの姉妹店に鹿肉料理を食べに行った時に知りましたので、初来店です。

店内は結構広めのカウンター席が10席(うち4席は閉鎖)とテーブル席が4席×2だけ、しっとりとした雰囲気で私の好きなタイプの店です。

あと、百名店に選出されるくらいの焼鳥屋だから、気難しそうな年輩の店主を勝手に想像してましたが、若い夫婦だけで店を回していたので、ちょっとビックリしました。

とりあえず、生ビール。

¥390(税抜き)と結構安めの価格設定ですが、薄いグラスにキメ細かい泡が綺麗に注がれていて、とても美味しいビールでした。

突き出し。
左から鶏(部位は聞き逃しました)、タコマリネ、猪肉…どれも良い味付けで美味しかったです。

「鶏お造り盛合せ ¥1958」

ムネ、肝、心臓、砂ずり、ササミ…私達の好みもあると思いますが、肝と心臓が絶品でした。

「かしわのももタタキ ¥968」

香ばしい炭の香りと、歯応えのある地鶏の旨みが相まって非常に美味しかったです。

生ビールを2杯ずつ飲んで、冷酒へ。

「かしわのごろ焼き ¥1078」

この店の看板メニューらしく、事前にクチコミを見ても、このメニューが1番と言ってる人が多かったように思います。

私の大好きなメニュー「宮崎地鶏焼き」に似ていますし、とても美味しかったですが、このメニューに限れば、大阪では天満の「宮崎地鶏トロもも」の方が上だと思います。

「かしわの皮 炙り焼き ¥748」

絶対にスーパーでは売ってない、もの凄い歯応えと厚みのある皮で、旨みも非常に強くて、めちゃくちゃ美味しかったです。
間違いなく本日一番の美味しさで、2人の意見が一致しました。

ここで、芋焼酎お湯割りへ。
私は「五大王」、嫁は「ケンシロウ」…何やそれ?(ラオウもあるみたい…でも普通の芋焼酎の味でしたね)

最後に、串もんへ。
結構お腹が満たされてきたので、希少部位のソリレス、背肝、松葉、心のこりとぼんじりの5本だけを頼みました。
「ソリレス」

この部位は、別の店で食べた事がありますが、その店に書いてた名前の語源は、たしか「これを残す者はバカ」だったと記憶してます。

「松葉」

これも別の店で食べた事がありますが、たしか人間で言う鎖骨部分だったと思います。

更に焼酎…嫁は生ビールに戻り。

お湯割りオススメと書いてる米焼酎にしてみましたが、これがなかなか美味しい…私は米焼酎はめったに飲まないですが、たまに違う酒を飲むのも良いなと再認識しました。

「ぼんじり」…ご存知、お尻。

ここまで3本が塩でした。
5本まとめて頼んだのですが、塩に合う部位を最初に3本出したという事でしょう。
丁寧に焼かれていて、焦げた嫌な味は一切しなくて非常に美味しかったです。

ただ、私達にしたら3本とも、少し塩が強かったように思うので、次回、串もんを頼む時は「塩少なめ」でお願いしようと思いました。

「心のこり」

ここからタレ…この店でタレもんを初めて食べましたが、タレの塩梅はちょうどいい感じで美味しかったです。

最後に「背肝」

他の部位の串もん、焼き野菜など、他にも食べたいメニューが色々あったのですが、もうお腹いっぱいになりました。

〆は「原木舞茸の土瓶蒸し ¥1408」

最後にふさわしい絶品のスープで、めちゃくちゃ美味しかったです。

本当は、この店の名物らしい1から炊きあげる「土鍋ご飯」と生卵で、卵かけご飯も食べたかったのですが…

この店、リピートは確定ですが、次回は別のメニューを食べる為に、今日食べたどのメニューをカットするのか?迷いますね…

会計は  ¥13,410  でした。