9月飲み歩きは、大阪市福島区の「鯖とか烏賊とか真とか」にやって来ました。
非常に変わった店名ですが、この店を知ったのは3~4ヶ月前に朝の情報番組zipで、地元のオススメランチを地元住民に聞くコーナーで、この店のランチ(活イカ定食)が取り上げられていました。

活イカの刺身で白ご飯を食べる趣味はないので、番組で紹介されていた活イカ定食(その時は剣先イカ)にはまったく興味が無かったのですが、スルメイカではない活イカ料理が食べれる店は大阪では貴重なので、そのうち夜に行ってみようとメモっていました。

店先の生簀でイカが泳いでいます。
今日も剣先イカのようですね。

メニューです…かなり高めの値段設定です。

メニューを見ると食べたい料理がてんこ盛りですが、今日は、店名のイカ、サバとクチコミで絶賛されていたカツオは、最低限食べようと思ってやって来ました。
ですが、今日はカツオが脂の乗ったものが手に入らなかったらしく「なし」との事。

まずは「剣先イカの刺身」を頂きました。
他にも食べたい料理がたくさんあるので、一番小さな物にしてもらいました…200gで¥3,600(税抜)です。

めちゃくちゃ美味しいです。
イカの種類が違うので単純比較は出来ませんが、大阪中央区 寅八商店のアオリイカより美味しいと思いました。
剣先イカの活イカ刺身は、2年前に山口県萩市で食べたことがありますが、それに匹敵する美味しさでした…店員さんに聞くと、やはり山口県萩市から直送しているそうです。

何より、3種類の薬味を楽しめるがポイント高いですね。
左から、イカスミ塩とスダチ、出汁醤油と生姜、九州醤油とワサビ(薬味は下の写真です)
「刺身盛り合わせ  ¥3,800(税抜)」

今まで食べた刺身盛り合わせの中で、ダントツ1位の値段ですね…確かに乗ってるネタは最高レベルの美味しさでしたが、さすがにちょっと高すぎるような。

左上から反時計回りに、
サザエ→ピクピク動いてました…サザエ嫌いな嫁が美味しいと食べてました。
フエフキ鯛→初めて聞く名前ですが、イカスミ塩で食べたら最高でした。
活サバ→めちゃくちゃ美味しい!後で食べる鯖の藁焼きよりも美味しかったです。
ハモ→この中では一番普通っぽい感じ。
ウニ→非常にレベルの高いウニでした。
本マグロトロ→何も言うことはありません。

店内は、こんな感じ。
広めのカウンター席に、中にも生簀があります…今日食べた剣先イカは、ここから掬って、2~3分で調理されて出てきました。

最初に食べた剣先イカのエンペラーと下足部分が天ぷらで出てきました。
これ、何回食べても絶品です。

飲み物メニューです。
飲み物の値段は普通だと思います…いや、こういう感じ(割烹料理店風)の店にしたら、むしろ安めかも。

今日は、生ビールを2杯ずつ飲んだ後に、大吟醸系の日本酒を2合頂きました。

「鯖の藁焼きタタキ ¥2,800(税抜)」

これもかなり高い値段設定ですね…たぶん小さめサイズのサバ半身分だと思います。

調理している時は、店内に藁焼きの良い香りが充満して期待度MAXだったんですが、食べてみると確かに美味しいんですが、少しポン酢が強すぎて鯖の旨み香ばしさを消してしまって、少し残念な感じでした。
これならSABARの同じメニュー(たしか1600円くらい)の方が美味しいと思いました。

「旬野菜の盛り合わせ ¥800」

煮て調理したもの、焼いたもの、生のまま…それを手作りソースと手作り味噌を付けて食べる非常に美味しかったです。

〆に炊き込みご飯(2人分で1100円)を頼むか迷ったんですが、ご飯を食べると汁物が欲しくなるのですが、ハマグリの味噌汁の値段を見るとナンと800円!…味噌汁2人で1600円?
最後に貧乏人根性が出て断念しました。

会計は  ¥18,990でした。

いつも通り〆を食べたら軽く2万円超えで、かなり高めの値段設定ですが、活イカは非常に美味しかったですし、今日食べれなかったカツオは絶対食べてみたいので、またリピートしたいと思いました。

今日は〆を食べなかったので、環状線 京橋駅で下車をして、大阪煮干ラーメンの老舗「玉五郎」の煮干ラーメンで〆ました。