今回は、珍しく京都にやって来ました。
私が住んでいる大阪府枚方市は、京阪電車で大阪市内に行くのも、京都市内に行くのも運賃が360円(距離にして約25km程度)という中間地点にあるのですが、食べ歩きに行く時はコスパの良い(過去の経験上)、大阪市内に行く事が圧倒的に多くなります。

京都祇園四条にある割烹料理「大神」です。
ここは数年前にテレビ番組で「本当は人には教えたくない良い店」を著名人が紹介するという企画で、あの「いつやるの?今でしょ!」の林修さんが「1万円で美味しい小料理が食べきれないほど出てくる」と紹介していたので、そのうち行こうとメモっていました。

当時は非常に予約が取りにくい店だと言っていたと思いますが、コロナの影響か2ヶ月前予約で、すんなり希望日が取れました。

メニューは、夜のコース(¥10,500)と昼のコース(¥6,300)だけで、テレビでは夜のコースを紹介していたと思いますが、クチコミを見ても食べきれずに持ち帰りしたとか、書き込みがされていましたので、とりあえず今回は初めてなので昼のコースにしました。

まず、前菜3種。
奥がハモと梅、左がカレイとゴボウ、右がニシンと蕎麦…こういった料理は、予め作り置きしている物を出すので、料理が冷めきっていることが多いのですが、すべての魚は暖かくて香ばしくて、すごく美味しかったです。
この三品を食べた時点で私の中では、この店はリピート決定の評価でした。

この辺までで、瓶ビール2本。

更に3種。
奥がウニとアボガド、左がサワラともずく、右が鯛の昆布締め。
これも、鯛の昆布締めを初めとして、かなりレベルの高い美味しさでした。

ここから、冷酒へ(写真忘れ)

ハモとシイタケのお吸い物。
うーん…と唸るほど美味しかったです。

ここは料理を出してくれた時に、必ず料理の説明をしてくれるのですが、この辺になると記憶が定かではありません…

右上が小鮎とエビ、手前が鰻やタコ、あとは何やったかな…

でも間違いなく美味しかったです。
この辺で冷酒2本目へ…

ゴボウとアサリの卵とじ。
最初はゴボウの濃厚な味がするのに、食べ進めるとアサリの味に変わる?不思議な味。

更に、カンパチの炙り、アナゴなど料理3種が出てきましたが、写真忘れてしまいました。
ここで、冷酒3本目へ。

締めは、炊き込みご飯です。
実はこの炊き込みご飯、一番最初に「鯛、タコ、アサリ、桜えび、あと野菜4種類(忘れました)の8種類の中から好きなのを選んで下さい」と言われましたので「桜えび」を選択していました。
この炊き込みご飯も非常に美味しかったです(お釜で炊いてたので、1人2杯ありました)
クチコミを見ると、最後の炊き込みご飯は食べきれずに持ち帰りにしました…というのが多かったですが、私達にはちょうど良かったです。

最後にデザート(キイウイゼリーとココナッツシャーベット)

ここの料理の特徴を上げるなら、すべての料理に何らかの魚介類が入っている(逆に牛、豚、鶏の肉類は一切無し)、素材そのままの料理はなく、すべて違う下味、味付けがなされているので、約2時間、まったく飽きることなく最後まで楽しめました。

ただ、京料理の割には、味がシッカリしている感じで、薄味の京料理を期待して来た方にはちょっと違和感があるかもしれませんが、私達の口には合いました…いや、想像以上、期待以上に美味しかったです。

会計は、¥20,400でした。

事前のクチコミ情報で、ここは酒を飲むと会計が高くなる…と聞いてましたが、料理が美味しかったので止まらなかったです。

料理だけなら2人で¥12,600…全部で20品ほど出てきましたので、料理1品あたりにすると300円?…私はこの味なら、かなり安いと思います。

酒代はメニューが無いので想像ですが、ざっくりビールが¥1000×2本、冷酒が¥2000×3本…大阪のことを考えると確かにめちゃくちゃ高いですが、今日は満足です。
またリピート(年1回程度)したいです。