SeaSunぷ~た -16ページ目

SeaSunぷ~た

クルマやぶにらみ

私が手に入れた34は

マイナー後の後期型 白

ナンバープレートがリヤバンパーの中に

収まっているタイプです


赤・青・ガンメタの色もあった

発売当初とは比べ物にならない

白と黒しか設定のない後期型

GT-Aが登場する最後の最後には

白のみ!となってしまいます


34はドライビングポジションが最悪でした

ノーマルシートでは

やたらと腰高のハイポジション

ヘルメットなど被れないくらい

ヘッドクリアランスもありませんでした

絶対にシート変更が必要でした


そしてギア比も最悪

1・2速がローギアード過ぎで

3速とは離れ過ぎ

ステップ比は計算したことはありませんが

恐らく悲惨な値だったと思います


エンジンは元気なのに

それを気持ちよく

路面に伝える手段を持たない

イビツな車でした


そしてサスペンションはと言えば

妙に凝って作ってしまった

リヤサスペンションが功罪半ば

アームの付け根に押し込まれたスプリングは

交換もやり難く

ダンパーもアームに深く刺さっていて

さらに作業性も悪化することに・・・

レバー比の関係で

バネレートも異常に高いスプリングを使うことになり

変な粘りかたをする

素直でないサスペンションでした


クロスしたギア比のミッション

シンプルなリヤサスペンション

低いポジションのシート


この3つが揃えば

当時最も気持ちのいいコンパクトホットハッチに

なれたことでしょう


ここで忘れてならないのは

34カルタスが残した

というか

共通部品として

次世代に引き継いだパーツのことでしょう


フロントストラットマウントブッシュ→カプチーノのフロントダンパーマウントブッシュに流用

オプションアルミホイル→色をシルバーにしてカプチーノEA11Rのホイルに転用


カプチーノ発売時

当時の雑誌が

カプチーノ用に設定された軽量の専用ホイル

などと記事にしてましたが

カルタス用の色違いだろ オイ!と

ひとりツッコミを入れておりました


私にとって

カルタスGT-i といえば

競技の世界の入り口となったクルマ


34カルタスのマイナーチェンジ直後

販売促進活動の一環として

カレッジカップという

自動車部に乗ってもらっての

大学対抗ワンメイクジムカーナが

催されたのですが

その車両の製作をヘルプすることに・・・


ロールバー取り付け

タワーバー装着

LSD組み付け

ダンパー・スプリング交換

フルブッシュ強化

エンジンマウント強化と

市販スポーツパーツのテンコ盛り


ここでもG13Bは、強化タイプエンジンマウントの効果もあり

さらにガオガオ音をより増して、ドライバーの耳に

襲いかかるのでした


34カルタスでは

当初オプション選択だったパワステも

途中から標準装備となったため

LSD装着であっても

比較的楽にハンドルを回せるようにはなりました

が、

油断すれば、LSDはドライバーに牙を剥きます


ナメてハンドルを握った無責任な学生のお陰で

カレッジカップにおいて

何台ものカルタスがクラッシュしました


人から貸してもらった車両で競走をする


普通に考えれば

自分のクルマを運転する時とは

比べ物にならないくらいに

神経を使う作業のはずです


が、一部の人間には

「どうせ他人の持ち物だから大事に扱わなくても構わない

壊れたって、壊したってどうってことない

だって乗ってくれっていうんだし」

という感覚でハンドルを握る人が確実に存在します

(それは自動車雑誌等、自動車の試乗をするメディアの人間も同様です)


とにかく

モータースポーツの世界に

足を踏み入れることになった

記念碑的な存在が

34カルタスです











97

110

115


カルタスGT-iの馬力の変遷ですが

AA33Sの時代に

97psでスタートしてマイナーチェンジ時に

110psに大幅アップ


110ps仕様は

フルカラードになったドアミラーと

14インチのヒトデ型のホイルが

外観上の特徴でした


EP71のスターレットもそうでしたが

3ドア・5ドアの区別無く

スポーツグレードが

設定されていました


インパネは

初代FFジェミニにも相通じる

クラスタータイプの

ライト・ワイパースイッチを備えていました

この手のスイッチの利点は

ジムカーナやダートラの競技や練習中に

とっちらかってアタフタと

ハンドルを回した時に

ワイパーを誤作動させることが無い

ということに尽きます

レバー式のワイパースイッチでも

頭の部分を回して作動速度を

設定するタイプなら

同様に誤作動させる心配は

ありません

カルタスも34のマイナー前が

レバーを回すタイプだったのですが

マイナー後になると

一般的なレバー自体を上下に動かすタイプに

変更されたので

34後期型だけは

誤作動させてしまう車両となりました


AA33SのGT-iは

とにかくG13Bのエンジンが全てです

このG13BはジェミニZZのG180Wや

スカイラインRSのFJ20Eにも似た

男気を感じるエンジン

ガオガオと騒々しく

振動も多い

トルクではかないませんが

同排気量のスターレットターボに

追いつき追い越せの

馬力を発生させているのですから

とにかくエンジンありきなのです

車体も小さく軽いので

さぞかしジムカーナのパイロンコースが

得意かと思いきや

これが圧倒的に苦手


ノンパワステのハンドルは当然重く

LSDなど組み込もうものなら

ハンドルを切る際の重さに加え

トルク反力に抗う

旋回中の保舵力も

相当なものになります

パイロンスラロームは

地獄の苦しみでした


ライバルのシティー GA2が

ひらりひらりとパイロンをかわし

身軽さとバランスの良さを

身上としているのに比べ


ハンドルを回し切れない

手アンダーが強烈なじゃじゃ馬が

AA34S カルタスGT-iなのです

右側にエンジンを搭載しているので

左旋回時に

転倒の恐怖がつきまとうのも

カルタスでした

(シティーは左側エンジン)


スズキはダジャレが伝統です


最近は鳴りを潜めていますが・・・


オートバイならこれだ!ってことでコレダという車名から


その伝統は始まったのでしょうか?



カルタスAA33S型にGT-iが登場した時、


ダジャレのコピーが冠されていても


かっこイイ!と素直に感じました


BGMと映像がドンピシャ!


西部警察バリの火薬どっかんを背景に


疾走する33カルタスGT-i


曲はヨーロッパのファイナルカウントダウン


そしてアルトのスポーツモデル ツインカム&ターボのCMでは


ペットショップボーイズを起用


カルタスは更にティアーズフォーフィアーズのシャウトを採用



いや~この頃のスズキのCMはカッコよかった!


しかしカルタスも34型になると


当時人気の映画「セントエルモスファイヤー」に出演の


ハリウッド俳優ロブロウを起用して「ヒップコンシャス」などと


のたまわせたがパッとせず


マイナーチェンジ時に


ミュージシャンの大江千里さんを使って


カルタス千里走る!と34GT-iをすれ違わせてみましたが


さらにパッとせず


次のカルタスクレセントでは


ガチのダジャレ「もっと愛してクレセント」で世の中を脱力させ


サブネームのクレセントを外し


初心に戻り!?カルタスとした時に


流せカルタスとTOKIOのリードボーカルに言わせてしまう有様


こんな歴史は水に流せ・・・


と、スズキの広報が思ったかどうかは知る由もありません


今、ランサーの速いモデルといえば


当然、ランサーエボリューション


でも80年代のランサーといえばランサーターボ A175A


輸出仕様の2000ccモデルに憧れたものです


白いボディーにオレンジの文字でTURBO



国内販売されたモデルは1800cc


当初はインタークーラー無しの仕様でスタートし


後にインタークーラーを装着


インタークーラー装着モデルのフロントバンパー形状の


かっこ良さといったら無かった



私がとあるモータースの


廃車置場から手にいれたのは


残念ながらインタークーラー無しモデル


当然フェンダーミラー


トランク脇は水の抜けが悪いのか


錆が進行していました



ダッシュボードも外観と同様に


カクカクとしたデザイン


グレーの内装は飾り気無し


パシャっという軽い音をたてて閉まるドア


当時の三菱のターボ車に共通の特性なのか


通常のターボ車にある2段ロケット的な加速感は


まるで存在せず


シャーッという独特の音を響かせながら


良く言えばスムーズ


悪く言えば抑揚の感じられない


エンジン特性でした


きっとインタークーラー付きのモデルは


別物だったんでしょうね