昨日、年金財源を現行の保険料徴収から消費税にした場合、
消費税率がどの程度になるのか?という新聞発表がありました。
まず、大前提として忘れていただきたくないのは、
これはあくまでも「基礎年金」に掛る部分の話です。
お勤めされていらっしゃる方は厚生年金に加入されて
いらっしゃいますので、この増額された消費税以外に
厚生年金の保険料がお給料から天引きされるのは
今までと変わりません。
ただ、基礎年金部分にあたる保険料は減額されるはず
ですので、保険料は現在のものより下がります。
国民年金(基礎年金)+厚生年金というダブルスタンダードを
維持したまま基礎年金部分のみ議論するということは、
私は如何なものか?と思うのですが…。
どうも政府関係者の方々も野党も含めた政治家の方々も、
そのあたりに気付いていらっしゃらないのか、
わざとスルーしていらっしゃるのか、
本当に「年金」という制度を改革する気があるのか、
大きな疑問を感じてしまいます。
この税率が、徴収する額としても制度を維持するという意味でも
適切なものかどうかは、正直なところ現時点ではわかりません。
だって、つい3年前ですよ。「100年安心プラン」とかって言って
小手先の変更をしたのは(苦笑)。
消費税の場合、保険料より「安心」なのは物価の変動に収入が
連動するということでしょうか。
収入の額(率ではない)としては自動的に変動しますから、
保険料を設定するよりもは楽でしょう。
今までの制度で不当に守られてきた方々は、この案に限らず、
今後の年金改革には、当然に反発すると思います。
でもそれは既得権益にすがりつく悪徳業者と同じこと。
そこに踏み込まないかぎり、年金制度の維持はムリです。
そういう権利意識に引っ張られてしまっては正しい改革はできません。
まぁ、マスコミの皆様にはクローズアップしたい部分では
あるでしょうけれど…(笑)。
いずれにしろ、アレルギー的に批判・否定するのではなく、
本当に自分の将来のこととして考える必要があるのは
間違いないことです。冷静に考えましょう。