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今回は先日のマエケン先生との
カウンセリングの備忘録(メモ)を書き残します
黒文字:おかん 青文字:マエケン先生
長男
・こだわりはあるが、事前に約束をしておく等、状況によっては納得や諦めが出来る→状況を見る力はある
・本人にとって大事な事(きっちりやる事)とそうでない事が母や弟と一致しない(優先順位が違う)
・本人なりの理屈がある。分からないでもないが、周りにとって、その時重要なのはそこではない。場合によっては言い逃れにも取れる
・重要かそうでないかの二極化→登校の動機(勉強やテストは重要)にはなっているので、不登校問題は以前より改善している(それによるストレスは気になるが)。高校になって出席日数も本人意識して気を付けている
・力が無いわけではないが、周りが翻弄されやすい。理論的なタイプ(父)相手だとそうでもないが、母や弟のような感じやすく考え込みやすいタイプとは相性が良くない気がする
きょうだい関係
・兄が不機嫌→弟に文句を言う・母とのやり取りの中で弟への不満を言っているように聞こえる→弟が我慢・傷つく
・きょうだい間:大きなケンカ→小さないざこざ→弟が我慢の形に変化しながら増えている
・父親だと力があるので双方あまり無理は言わない。母親が間に立つと、もっと言える、押せば通ると見透かされているのかグダグダになりがち
先生の所見
・子どもの板挟みになった時、どちらかの機嫌を損ねるのは仕方ない。100%親がバランスを取るのは難しい。思春期の男兄弟ではウマが合わないことはありがち
・O病院の先生の見立てのように、年齢が小さいときは持ち前の力で何とか乗り切れてきて、中高学年になってから問題が生じてくる=頑張っても乗り切れなくなることは結構ある
・(トラウマ治療の前段階として菩薩先生から課された)コンテイナーの習得トレーニング:本人にとって重要性は低く、すぐに結果が出るものでもないので効果を実感しにくい→定期受診などの確認がなければ、自己習得は難しいかも
・医師によって治療方針は様々。個人的には診断の有無に関係なく、過敏さやこだわりには少量でも薬を出して治めてあげるのがいいと思う。トラウマが原因かもしれないから根本的にその治療も必要なのは分かるが…しんどさを治めた上で日常生活を送る方が良い気がする
兄への対応
・前もって言っても忘れてしまう事→定期的に話して確認したり、紙に書いて貼って見える形にしておく
・特性がある子の理屈は周りにはよく分からない。が、本人の中ではその理屈が通っている(めちゃくちゃで矛盾してる訳ではなく、何となく本人の中では筋が通っている)。そこにこちらが入らない限り、分からない。
心理士でもそこを崩していくのは難しい。だいぶ回数を重ねて具体的にエピソードや流れを1つ1つ聞いて、でもこうも取れるよね、と切り込む形でやっと少しずつ崩せる→本人の理屈や感覚は分からないし分からなくていい。分かろうとすると余計に分からなくなる
・父親のように理屈型のタイプが、互いに怒るのではなく、ここはこうでしょと理屈勝負でやり取りする方がスムーズで本人も納得しやすい
・母親だとグダグダになりやすいので、父との間で約束をした方が抑制力は働きやすいかも→相手が父親だとフラッシュバックのリスク0ではない→物理的距離を取って電話で約束してもらう?家庭内では母と兄の間に父などの第三者が入る方が良いが、内容が本人にとって都合のいい事ではないので難しいかも…
・母親と話し合う時は、口頭だと言った言わないになるので、話すことを紙に書きながら整理する。直接やり取りせずに間に紙を挟むことで熱が上がりにくくなる
・特性のある子の思考や理屈:大体パターンがある→あぁまた言ってるな、そういえばあんな理屈言ってたな、と捉えられる
・本人にも譲れる所はあるので、限界設定(◯◯までに本人がしなかったらこちらでやる等)を話し合って決めてやってみる。親もその決めたタイミングまでは口や手を一切出さずに決まりを守る
マエケン先生は発達の特性・その家族の対応にも明るい。
なので、カウンセリングの度に具体的な心構えや子どもへの応じ方にも言及してもらえて助かっている。
一方で、私の吐き出しから話が始まっても気付いたら子どもや家族の話ばかりで、自分のメンタルまで話が回らないことも多く(もちろん子どもの対応のヒントが分かる→私のメンタル負担軽減にはなるんだけど)、どこか未消化な感じも残る。
とにかく私を取り巻く情報量が多いので、90分のカウンセリング時間が毎回あっという間に過ぎてしまう
私はカウンセリングで、どこにフォーカスを当てたら1番助かるんだろう。
分かるようで、今ひとつ分からない。
得られる物は毎回あるので、少しずつ色んな側面から探っていければいいのかな。