大変ご無沙汰しております。
我が家は今年春から、
高3長男は受験生活の沼にどっぷり
中2次男は自己決定型の五月雨登校
そんな毎日を送っていました。
そして私は、1年半に渡って精神科にかかり
抗うつ剤の内服と心理療法を続けてきました。
でも先日、
もう診察や心理で先生に話したいことも
無くなってきたな…
と思うようになり、
精神科卒業を目指したいと主治医に告げて、
まずは心理療法が本日終了となりました。
初診時の私は、
不登校と兄弟間の軋轢に向き合うだけの
エネルギーが枯渇してしまい、
涙脆いし自分責めるしの負のループ状態でした。
あれから1年半
不登校の親の会
自分と息子の心理療法
新しい仕事へのチャレンジ
と、公私共に新しいことに出会う機会が続き、
自分の中でも
子どもたちとの関係性
電話相談業務に就いたことでの学び
から少しずつ積み重ねていったものが
あったと思います。
今日最後の心理療法で心理士さんとは、
・上手くいかなくても、大人がその結果だけに目を向けずに過程を認めることで、その経験が子どもの学びになる。それが実は自分にも当てはまって、上手くいかない時もそれまで十分頑張ったなら、それ以上自分を責めなくてもいいのかもと思えるようになった。
・仕事や活動で色々な人や団体と知り合い活動範囲が広がったことで、自分の視野が家の中から外の世界に向き、子どもに対する不安を感じる時間や機会が大幅に減った。
・易疲労感はまだまだあって体調は完全ではないけど、子どもと衝突するだけのエネルギーがないぶん省エネで関わるようになり、それが思春期の子どもにとっては良かったのかもしれない。
・子どものスマホ使用管理や兄弟間のトラブルは、母親の私はあくまで窓口/実際に管理して裁くのは父親、と夫婦の役割を分担したことで、私の心理的不安が大きく減った。
そんなことを話しました。
最後に今のメンタル面のテストをしたら、
初診時より鬱スコアが1/5まで低くなり
平均値内まで落ち着いていました。
自分の中での、
気持ちは仕事や挑戦が楽しいと思えているし
何だか前と違う
という感覚は当たっていたようです。
主治医(かまいたち先生)にも
今半錠にしているレクサプロを止めていく方向でいきたいと本日伝え、
あと1ヶ月半錠で内服して大丈夫そうなら
断薬してもいいかもと言ってもらえました。頑張ってお口チャックすることで見えてきた
子どもの潜在力と成長
親の会やこのアメブロでの出会い
出会いや挑戦により広がった私自身の世界
それらがタイミングよく重なって、
プラスの繋がりになってくれたようです。
来年は次男が中3の受験生となり、
毎月の実力テストなど五月雨登校の本人には
疲れやすく大変な環境となりそうです。
そして私も、一喜一憂して
またメンタルを崩すかもしれません。
でも、そうなったらその時考えて、
どうせ自分のことだから全力でやるんだろうし
それでもキツくなったら
また家族や医療や周りに頼ればいい。
前だったら、
〜しなきゃ〜でなきゃ〜したらダメ
のmustの連鎖だったのが、
今は少しゆとりを持って
自分を捉えられそうな感じがしています。
複雑だけど、これもきっと、
不登校と発達特性とトラウマと…
数々の修行体験が教えてくれた事なのでしょう。
それはきっと子どもも同じで、
上手くいかないとき
しんどいとき
それを乗り越える時までポキッと折れないで
やり過ごせられたら、
同じように最後には
何かを手にすることができるのかも。
そのためなら、
一喜一憂しても振り回されても、
親として心身ともに寄り添いたい。
もちろん、
日常生活にそんな美しいものはどこにもなくて
あるのは憎まれ口ばっかです。
思春期特有の罵詈雑言を、
某アニメ某冨岡氏の
水の呼吸「凪」でバッサバッサと霧散してる、
そんなイメージの毎日です。
長くなりましたが、
私のメンタル上向きのきっかけは
今回はこんな感じでした。
1%の確率でも、
どなたかの参考になれば幸いです。
いま私は、
市町の母子保健業務・県のダイヤル相談員
をしながら、年明けから新しく
チャイルドラインの受け手にも
挑戦する予定です。
結局、色んな思いを抱えている誰かの
話や気持ちを聴くことをしたいんだなぁ
と、遅まきながら気づきました。
そして当然といえば当然ですが、
色んなことが、子どもも私たち大人も
基本的には同じということも分かってきました。
また我が息子たちの行く末は
機会があればここで報告したいと思っています。
皆さんのブログも読ませていただきながら、
陰ながらエールを送らせていただいています。
どうぞ皆さんも大変な日々の中だからこそ、
ご自愛なさってお過ごしくださいませ![]()

