VELOFLEX CarbonからCONTINENTAL Competitionへ。
どちらも評判の良いタイヤですが、巷の評価(乗り味など)は
真逆な感じらしいですね。コンペティブなとこは同じですが。
そもそもの変更理由は自分がウエットのレースで使ってる
ContiのGP4000S+R-airがあまりにも良いフィーリングで、
それをドライのレース用としてチューブラーで再現したいと
思ったから。
今のベロフレ・カーボンは悪くないんですが、自分には
少々「軽い」感じがします。ふわついた感じといいますか、
ちょっと落ち着かない感じなんですよね。風船に乗ってる感じ。
まぁ相性もあると思いますけど、コンフォートな感じです。
そしてコーナーでの倒し方がタイヤをぐいっと「押しつける」
ことが必要な気がするので、それをしなくとも曲がってくれる
と言われているコンチネンタル系にすることにしました。
なのにCompetitionを選び、GP4000Sチューブラーにしなかった
理由は重量と歴史、それとネットでの良い方の評判、さらに
超有名なあの「はめにくさ」を体験してみたかったから。
「そんなに言う程硬いの?え、周長が足りない?ホントに?」
みなさんが言うには700Cなのに650Cか?って言うほど足りない
そうな・・・マジですか???
そんな感じでいよいよタイヤが届きました。

出してみましたが、確かに「硬い」感じ。そもそもタイヤ自体が
しっかりしています。持った感じ「こりゃ伸びねーな・・・」

(う~ん、確かに短いよね、周長)
足で引っ張って伸ばすなと書いてありますが、そう簡単に
伸びそうにもありませんね。

(重さはまぁまぁです)
でもまぁやってみます、はめますよ絶対に!
・最初に暖めます。夏なら問題ないでしょうが、冬なので
すこし暖めます。

・少し空気を入れます。1barくらい。軽く膨らむくらいです。
・で、各部をチェックしながらモミモミいじります。
軽くしごく?いや、ちょっといじるだけです。
・あとは仮ハメをします。最大の山場。
やっぱりと言いますか、なかなかはまりませんね。
インナーがブチルってえのを差し引いても伸びない・・・
確かにキツいけど不可能ってほどでもないかな?
・なのでバルブ入れてから最初に真横に引っ張り広げます。
引っ張ってから押し下げるとにかく広げる事に集中。
・で、そのまま下げて行きます。じっくりと少しづつ。
何度でも。半分過ぎるまでがんばります。
・半分過ぎたら真横からタイヤを膝ではさんでしっかり押さえつけ
残りを押し込みます。
・で、最後の一押しはレバー使ってでもいいです。
カーボンに優しい柔らかめのレバーでそっと乗っけます。
もちろん指でそのまま行ける場合はレバー使いませんが・・・
はまらなかったら最初に戻って何度でも広げてからのDown!
少し戻ってからの広げてダウン!繰り返しDOWN!
これでOK。はまったら7~8 barくらい空気を入れて2~3日
放置します。

・あとは外してリムテープ貼って装着。それでもキツめだけど
最初よりは全然マシです。
これで無事に前後とも装着できました。

バルブ突っ込んでからタイヤが完全に乗るまで1本目で15分程度、
2本目は10分もかからない位、7~8分程度かな?
はまらないとウワサのCONTINENTALのCompetition、略してチンコペ、
確かにキツかったけどなんとかなりました。
以前レースで知り合った人は力持ちなので普通にはめられた
そうですが、自分は力持ちではありません。
握力で左右とも50kg程度です。
なのできっと最近のチンコペは反省して内径がすこし大きく
なったのでしょう。
控えめ発言でも謙遜でもなんでもなくそうなんだと思いますマジで。
なので装着に不安のあった方もこれからは安心して購入できると
思いますよ。
とはいえ、自分もテープだからたいした苦労も無く出来たわけで、
セメントなら相当ヤバかったかも・・・。
早速、レースまで間もないのでこれで練習がてら慣らしをします。