FDAは、IDH-1 阻害剤のIvosidenbの承認申請を受理し、 優先審査適用となることを発表しました。

 

通常、FDAは申請書受領より10か月で承認判断をすることになっていますが優先審査適用により6か月で審査されることになります。

 

Invosidenibの承認申請として提出された治験結果(Phase1)は、

 

IDH-1 変異陽性の患者 78名に対してなされたもの。

寛解率: 30.4% (うち、28%がMRD Negative)

寛解持続中央値:8.2か月

 

その後、服用量拡大(500mg/日)の治験が125名のIDH-1変異陽性の患者に対して行われて

ORR: 41.6%

OR中央値: 6.5か月

CR: 30.4%

14.8か月経過後:

OS: 8.8か月

(CR達成グループはエンドポイント未達。 CR未達グループは9.3か月)

 

併用薬を使うことで、治療効果を上げてほしいところです。 その臨床試験も進められていますので、結果を待ちたいところです。

 

IDH-2阻害薬 Enasidenib

2017.8.1にFDAに認可されています。

 

提出された治験データは、

199名のIDH-2変異陽性患者に対して

CR: 23.3%

CR継続中央値: 8.2か月

OS: 19.7か月

 

IDH1/2の遺伝子変異はAML患者の6%~10%に見られ、この変異があると予後不良と言われてきました。

 

新薬で治癒率向上が図れることは良いことです。

承認されることを期待しています。