乳がん治療薬 Verzenio: 5か月間で3つのFDAからの適用拡大承認

 

乳がんの細胞分裂を制御しているとされるCDK4/6プロテインを阻害するEli Lilly社のVerzeino (abemaciclib)が、以下の患者の治療に適用できる承認をFDAから獲得しましたと発表しました。

 

2017年9月の承認時では、

  1. 閉経後ホルモン受容体陽性(HR+) , HER2陰性の進行性、または転移性の乳がん患者で、ホルモン治療後に腫瘍の進行した患者に対し、Fulvestrant (エストロゲン受容体拮抗剤)との併用薬として

  2. 閉経後ホルモン受容体陽性(HR+) , HER2陰性の進行性、または転移性の乳がん患者で、ホルモン治療後に腫瘍の進行した患者に対し、化学療法の前に単剤として。

承認されました。

 

今回の承認では、

  1. 閉経後ホルモン受容体陽性(HR+) , HER2陰性の進行性、または転移性の乳がん患者でアロマターゼ阻害薬と併用して、ホルモン療法の第一薬として

の使用が承認されました。

 

今回の承認は、Phase Clinical Trial (MONARCH3)の結果に基づくものです。

 

対象者:HR+, HER2-の進行性・転移性乳がん患者  493

試験方法:二重盲検

患者グループ:

グループ①:150mg Verzenio2/日の服用+ アロマターゼ阻害剤

グループ②:プラセボ + アロマターゼ阻害剤

結果:

 PFS : グループ① 28.2か月 vs グループ14.8か月( HR=0.54, 95%CI, 0.41-0.69)

  ORR: グループ① 55.4% vs グループ② 40.2%

  レスポンス期間(中央値):グループ① 27.4か月 vs グループ② 17.5か月

 

https://apps.shareholder.com/track/track.aspx?h=89D9BF27024466C1EBD0E04FC074B63D&a=7&c=LLY&s=6064062400&f=1058732&r=1519854392351https://apps.shareholder.com/track/trackpage.aspx?c=LLY&p=releasedetail%2Ecfm&s=6064062400&r=1519854392351詳細は報道発表をご確認ください。 こちら

 

 

米国でCDK4/6阻害薬は、このほかに

 ファイザー社のIbranceノバルティス社の Kisqalが承認されています。