古江彩佳が逆転のV(-19)。
LPGA通算2Vですが、メジャー初制覇です。
1打差の2位はS・キリアクー(-18)
更に1打差の3位はP・タバタナキット(-17)
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岩井明愛は-9で10位Tでのフィニッシュでした。
一時は首位キリアクーを3打差で追う場面もあり、この時点では古江のVはお預けという感じでしたが、最終盤で盛り返して最終ホール◎での逆転。最高の勝ち方と言えます。
平均飛距離は251ydsでLPGAランクは122位ですが、万能型・堅実(*1)ですべてのプレーに秀でていますので、いずれとは思っていましたが、意外に早く実現したという印象を受けました。
ご本人は、(エビアンは自分向きのコースなので)「勝ちたい」と公言してましたので、夢が叶いました。
我々ゴルフファンを喜ばせ、更なるゴルフ界の活性化につながる活躍と言えます。
古江のパット
特筆すべきは、ストロークのテンポではないでしょうか。
かつての岡本綾子の再来を思わせるストロークです。
ご自身が「最終日のパットが入るか否かはゴルフの神様が決める」と言ったと何かの雑誌で見た記憶があります。
これから類推すると、謙虚にやるべきことに集中して結果は気にしない、という心理状態で常にパットに臨んでいるということが伺えます。「人事を尽くして天命を待つ」を地でいってる心理状態なんでしょうね。これがあると強いし、外したとしても直ぐに切り替えができるわけですね。
気持ちが揺れないので、テンポも崩れない。
これが古江の最強の武器と言えるかも、です。
*1:
平均パット数は(今季これまで)1.76でランク5位
RND当り平均は29.2でランク12位
平均スコアは69.89でランク1位
パー以下でのRND数は44でランク1位
今後も日本勢の活躍に期待しています!
THE AMUNDI EVIAN CHAMPIONSHIP
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