スライスラインって苦手な方が多いですね。強いスラほど嫌がります。そんな方はトンボの知恵を借りましょう。
週刊ゴルフダイジェスト(2022年NO.20)「オーイ!とんぼ」(かわさき健:作、古沢優:作画)から一部を引用させていただきます。
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レポーター:上りのスライスになります。上りですけどかなり切れますよ。
とんぼ:「きーめた!」「見てて」
イガイガこと五十嵐(この場面はキャディ)の無言のセルフトーク:
「つま先下がりの傾斜。その傾斜にソールをぴったり合わさずに わざとトウを浮かせてセットした」
「つま先下がりではリーディングエッジを目標に直角にセットしても実際のフェースは右を向く。パターも2~4°のロフトがあるから同じことがいえる。傾斜通りにソールしてしまえば出球がいきなり右に転がりだすことがある。わざとトウを浮かせることで球のつかまりが良くなる。トウを浮かせればフェースを左に向けたのと同じ効果がある。
(で、トンボはこの日初バーディーを決めてトップタイに戻しました)
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プロの試合(NEC軽井沢)でアマチュアのトンボがVとなった試合だったと思います(詳しく覚えていません)。作者のかわさき健さんはゴルフの気づきをたくさん与えてくれます。とても参考になるゴルフコミックです。
で、連載が始まったころのトカラ列島にあるゴルフ場のグリーンが「007」(という芝種)だと紹介されていて、この作者はただものではないなとグリーンキーパーの私は感心した記憶があります。あとで知ったのですがかわさきさんは研修生の経験もあるんですね。
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