マイナビABC最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

木下裕太。今年になってからですが彼のことを知り、陰ながら熱く応援してきました。

プロ11年目にしてツアー初V。

7年間もQTファイナルに失敗して試合に出れないという厳しい現実をクリアーして来た苦労人で、それでもゴルフに打ち込んできた情熱に共感したからです。応援の甲斐がありました。

こちらもジーンと来て嬉しさを噛み締めました!

 

彼は自身「メンタルが弱い」と言ってきましたが、今回は「絶対に逃げない」という姿勢を貫いて、最後には自らツアー勝利をもぎ取りました。

 

ともに-15で川村昌弘とのプレーオフ。≒4mのイーグルパット、真っすぐにしっかりと打ち出して◎!

 

川村もいいプレーしましたね。

本戦での#17(パー3)、真横の10mもあるように見えましたが、ライも良くこれを見事に決めて〇。これが木下を最後まで苦しめました。

また、飛距離とFWキープ率を除けば、この試合のすべてのスタッツは木下よりも川村が勝っていました。

 

そして、勝負が決着すると川村は木下の手を上に掲げて、彼の勝利を讃えていました。

良いですね、スポーツマンの友情。これがあるからツアーが楽しい!

川村自身もとても充実した2週間(先週はBSopenで2位)だったですね。これからも旅との両立で腕を上げてくれると期待しています。

 

3打差の3位はH・W・リュー。更に2打差の4位に藤本佳則と今平周吾でした。

 

木下のパット。

超高速グリーン(14.5feet)に上手くタッチを合わせていました。

最終組の中では一番タッチが良かったですね。

仕上がりの良いグリーンですので、タッチさえ合えば、良い結果につながりますが、そのタッチの作り方が彼のしぐさから想像できました。

彼はライン後方から、ボールの転がりをイメージして、場合によっては片山晋呉がやるようにアンダースローでボールを転がすイメージでタッチを作っていたようです(想像です)。そしてそれでもイメージが湧かない時にはライン途中でのタッチも作りに行き、戻って再確認。

他のプレーヤーはここまで綿密に距離勘を作ることはやっていませんでした。

 

JTcupでは彼のプレーを目の当たりにしたいので、今から楽しみにしています。

 

なお、ライブ放送だったので、クライマックスの場面でTV中継が終わってしまい、残念な思いをしていたら、続きはCSスカイAで放映されていたと、友人が録画を送ってくれたので助かりました。私と同様、お気づきにならなかった方はご不満だったのではないでしょうか。

 

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