全てに関してオールスクェアで構え、ストロークするのをお勧めしていますが、これが出来ないというか、やりにくい方もおられます。
そんな方への福音です。
パットでも真っ直ぐに構えるには、ショットと同様、飛球線(パットですから、正しくは狙いのライン、ですね)に「平行」に立ってアドレスし、そのスタンスに沿ってヘッドも「平行」に動かしているのでは?
でも実は「平行」ほどあてにならないものはない、と仰るのは桜美式ゴルフを主宰される篠塚武久さん(時松隆光の師匠)です。
週刊ゴルフダイジェスト(2017年NO.45)から一部を省略して引用させて頂きます。
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感覚的に2本の直線を平行だと判断しても、誤差が生じやすい。しかもロングパットだと、その誤差は大きなものになる。大工さんは昔から定規を2本平行には使わず、L字型の「曲尺」を使う。
アドレスも曲尺のように「直角」を利用する。
いきなり両足を「並行」に揃えてしまわず、前に出した右足を肩のラインを交差させて「直角」をイメージする。
(中略)
まず、カップを見て右手のひらを意識しながら右手で打つ方向にヘッドを合わせる。そして、右足の上に頭を置き、右足と肩のラインが「直角」になるように構えると、ラインに対して真っ直ぐに構えられる。
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なお、記事では、更に空中でも目とボールとカップの3点で「直角三角形」をイメージして、ライジングパットで転がすのが良いと結んでいますが、却って混乱しかねないので割愛させて頂きます。