右脳のストローク | パット上達ブログ

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「理論より再現性」に続きます。
 
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自分のストロークをしっかり身につけることが大切であるが、しっかり身に付くと、体、つまり、筋肉を動かした時のフィーリングが頭にはっきり焼き付き、フィーリングを頼りに身体を動かすことが出来る。
よくこのことを筋肉記憶(*1)と言う言葉で表現するが、フィーリング記憶と言った方が適切だろう。
体を動かすためには、もう一つ、理論的に動作を理解し、その理論通りに身体を動かす方法がある。この理論的な動作を十分理解することは、一定したストロークをし、一定したフィーリングを確保するために大切なことである。しかし、理論通り頭で命令した動作は、フィーリングで動かすのに比べ、どうしてもスムーズに動かないものである。
 フィーリングは右脳で記憶し、理論は左脳で記憶していると言われている。
 
パッティングは、左脳の理論を活用するのは、練習時にフィーリングを思い出すときだけにし、プレーが始まったら、右脳のフィーリングでストロークするのが良い。
 もし、左脳を使ってストロークをチェックしたとしても、せいぜい一個所にとどめるべきである。
ところで、この大切なフィーリングは、次の理由で消えやすい。
①記憶は、時間とともに消えるものである。
②フィーリングの良かった方法を完全に理解していないので、方法が少し変わったのに気がつかない。
③見た人の影響を受ける。
④異質なタッチのグリーンを経験する。
⑤体調が良くないと、同じようにストローク出来ない。
このため良いフィーリングをいつも確保しておくことは、大変難しく、これがパッティングを難しくする大きな理由になっている。
 
このように時とともに色あせやすいパッティングのフィーリングを確保しておくために、毎日練習する人も多い(*2)。
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*1:最近はあまり聞きませんが「筋肉に覚えさせろ」なんてしばしば言われました。
   筋肉にはメモリーはありません(タイマーはあるようです)。あくまで記憶は脳です。
   筋肉記憶の本来の意味は、昔鍛えた筋肉は(堕落した生活で筋力が落ちても)筋トレなどを再開すれば、昔の筋力に戻りやすい、の意味だそうです。
 
*2:本文中には自宅での練習方法についても述べられています。
 
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