ゴルファーの鑑 | パット上達ブログ

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今年の全米オープンでのD・ジョンソン(覇者)のグリーン上でのペナルティーがきっかけでローカルルールが追加されました。→「ルール改定」

 

私には「ゴルフはセルフジャッジがなされる唯一のスポーツ」なのに、という思いが強いせいか、このようなルールを作ることには疑問を感じます。

 

とは言え、プロのゴルフが主流である現在、キレイごとばかり言っていられない、ということもルール追加には影響があったと思います。

 

サッカーでは今年のクラブW杯で初めてVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー制)が採用され、準決勝(14日)で鹿島へのPKが与えられました(映像担当の副審が主審をサポート)。

 しかし、判定の決定権は審判の専決事項です。たとえ、それが間違いであっても、です。

 

 私も以前(少年サッカーで)笛を吹いていたことがあり、この点については身に覚えがあります(笑)が、その時の判定は「試合の流れ」を重視することでした。ペナルティーを科すべき反則でも、余程のことでない限り「流して」来たわけです。試合には流れがあり、それを出来るだけ変えないという原則に基づいて行動していたわけです。時にはスタンドからのブーイングも起こることがありますが、副審でも見えない死角もあり、全能な判定は出来ないと腹をくくって孤高を通していました。

 

サッカーは、フィールドが決まってますから、映像を参考にすることにはやぶさかではないですが、ビデオ映像をゴルフで全ホール、全打に導入することは不可能ではないにしろ、実現できるのは(潤沢な資金を投入できる)PGAtourくらいでしょう(笑)。

 

ゴルフでも試合の流れは大切ですから、ローカルルールの追加も「試合の流れを変えない、中断しない」というように働いてくれれば、その意味は大きいと思います。

 

このルール追加のきっかけとなった例は勿論のこと、日本でも視聴者がTV映像からクレームをつけて、後からペナルティーが科されると言うような運用にならないことを願っています。

 

例え、間違っていても、競技委員(会)はその場その場で速やかに判定を下す、そしてプレーヤーも我々ファンもそれに従うという寛容さも必要な気がします。

 

D・ジョンソンは、ペナルティーのことに関して「私は動かしていない。でも裁定には従う。もう終わったことだ」とコメントしています。これぞゴルファーの鑑ですね。

 

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