急がず、休まず | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

皆様あけましておめでとうございます。

昨日引用させて頂いた「王国のゴルフ」(M・マーフィー著、山本光伸訳 春秋社刊)には
「躍進について」という一項に次のような記述があります。

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目指すのがイーブン・パーであれ、悟りであれ、大きな目標に到達するまでにはたいへんな時間がかかっている。
ところがいざ目標が達成される段になると、それは恩寵のように突然やってくる(*1)。

機が熟したときには一挙に躍進したような印象を受ける。とシーバス(*2)は言った。

だからといって、練習を減らしていいわけではなく、理想を低くしていいわけでもない。

「急がず、休まず」シーバスはゲーテの言葉を引用した。

「神から与えられた命令を果たしてゆけ」

あの最終ホールにおいて、グリーンに達する320ヤードのドライバー・ショットにはしゃいだりせず、謹厳な面持ちながら目を輝かせてゆっくりとフェアウェーに足を運ぶ彼の姿が今でも目に浮かぶ。
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ゴルフの上達や練習における気構えを言っているように感じましたので、引用させて頂きました。

ゲーテの言葉としてはファウストの
「常に良い目標を見失わずに努力すれば、必ず最後には報われる」を思い出しました。
ゴルファーの気構えとしてこの1年忘れてならない言葉としたいと思います。

*1:ゴルフに限らずスポーツでは、練習量とその成果は直線的でなく、階段状に突然現れます。
   →「郵便料金表」

*2:著者が学生の時にスコットランドで会ったプロゴルファーChivas Irons。
   「スイングの前に、ボールと一体化することだ」など、神がかり的な言動を持つ求道者。
   読んでいて、理解に苦しむ表現もあります(本項は私Green Keeperの表現です)。
   著者は彼の理想を言葉にするのは難しい、と語っています。

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