今季パット不調でなかなか浮上できない宮里藍。
LPGA(US)の現時点でのSTATSでは、今季トップ10フィニッシュは一度もなく
平均パット数は1.883でランクは123位です。
サロ杯出場で一時帰国を機にお父上にストロークのチェックを受けたそうです。
以下は「スポーツ報知」(140509)の報道をもとに記事にさせて頂きます。
( )内はGreen keeperのコメントです。
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今回のチェックで修正した点は3つです。
1.体の体幹を動かさない(*1)
(振り子式のストロークを行う上で、これは基本中の基本です)
(振り子式でない場合も、この基本は変わりません)
2.右手首の角度を付ける
(右手首の角度をつくり、それをストロークの全行程を通して変えないこと、の意だと思います)
(手首を捏ねないことですね。これも振り子式の基本中の基本)
3.オートマチックに振る
(ストロークの良し悪しに気を取られずに、無心にストロークしなさいの意ですね)
(ストロークを行う時には、自分で読んだ距離を実現するための距離勘に集中しなさい、ということですね)
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宮里藍ともあろう選手が、このように基本に戻ると言うこともあるので驚きますね。
ショットもそうですが、パットもフォームは本人の気付かぬうちに崩れてきますので、常に練習を継続してその維持に努めると言うことが大切。高度な戦いをするプロには更にシビアな管理が必要と言うことですね。
サロ杯初日は強風で誰もが大変な戦いを強いられました。
→「サロ杯初日」
宮里はこの日1パットパーを7つも拾い(計27パット)とまずまずです。
宮里のJLPGAでのパットSTATSは(7RNDsでの参考データ)平均パット数=1.8657でした。
日米ツアーでの、これからのパットデータを注目して行きたいと思います。
*1:体幹を動かさないと言うことは意識しにくいです。
頭を動かさない、特に前後左右は意識なさる方が多いですが、上下方向に動かさない、という意識も大切です。
実際にやってみて頂くとお分かりになると思います。
特にフォローで頭が上がらないことで、球足が良くなることがお分かり頂けると思います。
L・オチョアがこう言っています。→「2つ数えろ」