練習は嘘をつかない3 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

セガサミーでツアー2勝目を挙げた薗田俊輔は「他人よりも上をやる」ことで自信を身につけているそうです。
「他人より上をやる」

ゴルファーはレンジでのショット練習は熱心にやりますが、パットの練習は取り組まない方が多いですね。

確かに日本にはパッティンググリーンを併設している練習場は少ないのは事実です。

しかし、自宅で練習マットを使ったり、カーペット上で練習することは出来ます。

ところが、三日坊主になってしまう方が殆どです。何故なら①練習の効果が直ぐに現れないし、目に見えない②つまらない③時間がない、といろいろあります。

ショット練習は1ヶ月位で成果が出るが、パット練習は6か月位で成果が出てくるのも事実です。

一方、練習をこまめに継続することが上達の秘訣だと、あのD・Pelzさんは実験をもとに報告しています。

すなわち、1週間に70分の練習を日曜にまとめて1回行うよりも、毎日10分づつ行う方が上達効果が高い、と。

また、パッティング・ストロークを1晩で完成させることはできない(これは誰もが承知している)のだから、上達には忍耐が必要であり、上達して行く過程では一時的にパットの結果も悪くなることもあるがそれを乗り越える必要がある、とも説いています。

①は何をやるにしても同じですが、いつでも取り組める、やれば簡単にできるパタ練は軽視されがちです。

ところが、毎日継続して練習することで、メキメキ腕を上げている熱心なゴルファーもいらっしゃいます。

「今年のパッティング練習成果」

この方はシングルを目指しておられますが、着実にHDCPも良くなっていて、今は所属クラブのAクラスです。このような地道な練習を続けてゆけばいずれシングル入りなされると思います。

御本人の許可を頂きましたので、そのデータの一部を紹介させて頂きます。

この方は自分へ負荷(プレッシャー)をかけるために今年から(Φ=108mmのところを)Φ=60mmのカップに向かってマット練習をしています。

そして(マットの縁のラインが視覚情報として自分を助けないよう、即ちグリーン上ではこのような補助情報は無いから)ストレートの他に、マットに対して斜めに狙うことも行うという念の入れようです。

これを毎日20分間行っておられます。

そして、今年のデータは次の通りです。%ageはカップインの確率ですが細かいデータは上記サイトをご覧願ます。

ストレートライン
1月:71.5%
8月:90.7% (+19.2%)

マット斜めライン
1月:38.8%
8月:52.3% (+13.5%)

トータルカップイン率
1月:58.4%
8月:75.3% (+16.9%)

1月に比べて8月は明らかに上手くなっています。

ご覧になっていかがでしょうか。練習は嘘をつかないですね。

「いつ始めても遅いことは無い」と言う言葉を良く耳にします。

そうです、始めるのは今でしょう!!

PS:
日本にシングルさんが何人いますか?という質問に対してベストアンサーに選ばれているのが28,800人という推定値です(Yahoo!知恵袋)。

ゴルファーは800万人いるとか言われた時もありましたが、それはクラブを揃えているだけ、という方も含めてのことだと思います。で、たまにはラウンドするし、たまにはレンジで練習なさる方は10%の80万人、パットの練習を毎日なさっておられる方は更にその5%で4万人、と言うのが私(Green Keeper)の推定です。
 両者に桁の狂いがないので、何万人と見て良いのではないでしょうか。

毎日パット練習なさっておられる方が、シングル入りするという推定も成り立つように思った次第です。