CATレディース最終日 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

首位と3打差、4位Tからスタートのアンソンジュがこの日7打伸ばしてV(通算-15)。

-15はこの大会の最少レコードを1打更新です。

アンは「ゴルフ5レディース2012」以来ほぼ1年ぶりの優勝です。

同じく4位Tから出て「最終日は変る(良くなる)でしょう。流れがくれば勝てると思う」と話していた笠りつ子も#15(パー5)で○として2打差まで詰め寄りましたが、ここまででした(この日5○1△の2位、-12)。

#17(パー3)では、上≒2mに付けたアンがこれを真中から入れて○、差は3打。このまま決着しました。
敗れたとは言え、笠の顔つきは最後まで充実していました。これは次につながると思います。

3位は吉田弓美子の-11。吉田も安定したゴルフをしていました(この日4○1△)。

前日首位の金ナリと佐伯三貴はスコアを落しV争いから離脱。

雨風の中でのスコア続伸したアンの安定したゴルフが目立ちました。

ショットもそうですが、パットのゆっくりしたリズム、ボールを(打つのではなく)転がしていると言う感じが伝わってきますね。

もともとパットの上手い選手ですが、日本で不動裕理や有村知恵から学んだと言ってました。
「アンソンジュの向上心」

以来、快進撃でその年(2010年)と2011年のマネークイーンでした。
昨年は3勝したもののマネーランク4位。

個人的なことも含めて万感込み上げてきたのでしょう、ウイニングパットを決めたときにアンは涙目でした。
また、吉田とのハグでは二人とも涙、涙。
吉田も我がことのようにハグしていたのが印象的でした。
選手の友情って素晴らしいですね、こちらもウルウルものでした。

ツアー後半はアンの活躍の場面が増えるように感じましたが如何でしょう。

昨年までツアーは韓流に席巻(大袈裟!?)されていた感があり、それに対する巷の議論も耳にしました。
今季はここまで日本勢の活躍が目立ったせいかそういう雑音はありませんでしたが、これからもそうあって欲しいと思います。

本来試合(ツアー)は選手の国籍に関係なく、力と力のぶつかり合いをもって選手は自分を磨くことになりますし、ファンも楽しめますし、ゴルフ界も活性化すると思うからです。

これからも熱い戦いが期待できそうです。

ゴルフっていいですね!!