遠い完全復活 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

今季3勝し生涯獲得賞金額が$1億を超えたT・ウッズ。現時点の世界ランクは2位と申し分のない実績ですが、自身の見据える先はもっと上のようです。


「良いシーズンを過ごすことは出来るが、それを素晴らしいシーズンに変えるためにはメジャーに勝つことが必要」、J・ニクラウスの18勝を「超えたい」というウッズは、この4年間メジャー未勝利で14勝のまま。


ウッズが今のゴルフを続けるならいつ勝ってもおかしくないが、それには決勝ラウンドでスコアを伸ばす必要があると指摘するのはJ・マッケイブさん(米ゴルフウィーク誌ライター)です。


メジャー勝利に近づいてはいるが届かない裏にはあるデータが存在する。


 彼は(今年の)メジャー4戦で、木曜と金曜に合計8アンダーをマークしているのに、土曜と日曜は15オーバーだからだ。この項は「ウッズの自縄自縛」と題した同氏執筆のコラム(日経新聞20120823夕刊)を参考にさせて頂きました。


だから、完全復活は近そうで遠い、とマッケイブさんは指摘しています。


パットの上手さも今の時点で際立ってはいません。現時点でのパットの本当の上手さを示す指標である「パット打数得点」(→「真の巧拙指標」 )のランクでは


1位  B・スネデカー 0.809(平均ポイント)
2位  L・ドナルド   0.792
5位T P・ミケルソン  0.633
26  T・ウッズ    0.385
39  今田竜二    0.306
69  石川遼     0.120    となっています。


B・スネデカーは(今季は来なかったですが)昨年まで何回か日本ツアーにも参戦し上位の成績を残していますのでご存知の方も多いと思います。


L・ドナルドは昨年度の米欧両ツアーの賞金王で且つパットランキング1位でした。
「L・ドナルドの強さ」  「世界一のパット」


ウッズも更にパットを磨く必要があると言うことを示しています。


私(Green Keeper)は、もう一つパッティングのデータに注目しています。ショートパットを決め損ねていると言うことです。


これもそれを示すデータがあります。


ショートパットに課題が有ることを。

「遼の課題2」 の記事の中からPDFをダウンロードして下さい。その中にウッズのデータも載せてあります。