手のひらにグリップを真っ直ぐ添えるように握るのが大切なことだが、握り方以上に大切なのが「手で持たない感覚」を重視することである、と仰るのは「パットシングルになる」中井学著 池田書店刊)です。
要旨を引用させて頂きます。
ーーー両手の握り方はプレーヤーでそれぞれ異なる。
オーバーラッピングも逆オーバーラッピングも良いし、自分独自の変則的なグリップに握るのも大いに結構です。
オリジナルな握り方でも、両掌でグリップを挟んで持つ感覚だけは大事にしましょう。
手で持たないから、余計な力が加わることがなく、インパクトでパンチが入ってしまう心配もない。
いつもショートしてしまう人は、振り幅を必要以上に大きくしたり、リストを利かせて打とうとしがちです。
その点、両手でグリップを挟む感覚なら、体を使ったストローク(*1)を実践でき、球の転がりも安定する。
*1:→「小さいストロークほど」
両手の握り方以上に、手で持たない感覚を重視することが、パットシングルの絶対条件と言えます。---
パッティングのストロークで最も犯しやすいミスはストローク中に手首を捏ねてしまうことです。
そうならないように振り子式のストロークがツアーの主流になっています。
→「IPS」
それにしても「手で持たない感覚」というのが新鮮ですね。